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2025.05.23 倉庫業|

同梱とは!?物流の基本と活用法をわかりやすく紹介

CONTENTS

  • 同梱ってなに?まずは意味をわかりやすく
  • 同梱の使われ方と活用パターン
  • 同梱をうまく活かすためのポイント
  • これからの同梱はどうなる?
  • まとめ:同梱を知って物流に活かそう

◾️同梱ってなに?まずは意味をわかりやすく

  ◆同梱の基本的な意味

「同梱(どうこん)」とは、複数の商品や資料などを1つの箱や袋にまとめて入れることを指します。

たとえば、通販で2つ以上の商品を注文したとき、それらが1つの箱にまとめて届くことがありますよね。これが「同梱」です。

物流現場では、発送コストを下げたり、作業の手間を省いたりするために、この同梱がよく使われます。また、納品書やチラシ、販促物などを商品と一緒に入れるケースも「同梱」にあたります。

つまり同梱とは、「まとめて送る工夫」であり、コスト削減や業務効率化のカギとも言える大切な作業なのです。


 ◆「梱包」との違いって?

「同梱」とよく似た言葉に「梱包(こんぽう)」がありますが、この2つは意味が異なります。

「梱包」とは、商品を箱や袋に入れて保護したり、運びやすくしたりする作業全体を指します。一方で「同梱」は、複数のものを“まとめて”1つの梱包に入れる行為のことです。

つまり、「梱包」は商品の包装そのものであり、「同梱」はそれを一緒に入れる工夫に近い意味です。

たとえば、AとBという商品をそれぞれ別々に梱包して発送する場合は「梱包」ですが、それらを1つの箱にまとめて発送する場合は「同梱」となります。

このように、両者は似ているようで、物流現場では目的や工程が異なる作業として使い分けられています。


◆どうして今、同梱が注目されているの?

近年、「同梱」は物流の現場でこれまで以上に注目されるようになっています。その背景には、物流コストの上昇人手不足といった業界全体の課題があります。

たとえば、配送費の値上げや梱包資材の高騰により、企業はできるだけ効率よく出荷したいと考えています。そこで、複数の商品を1つにまとめて送る「同梱」は、送料の削減や資材の節約につながる有効な手段となります。

また、作業スタッフの負担を軽くするためにも、作業工程を減らせる「同梱」は役立ちます。さらに、環境への配慮としても、過剰な梱包を避け、廃棄物を減らす取り組みの一環として注目されています。

このように、「同梱」はコスト・人・環境すべての面で改善につながる方法として、今あらためて注目を集めているのです。

◾️同梱の使われ方と活用パターン

 

◆どんな場面で使われているの?

同梱は、物流のさまざまな現場で日常的に使われています。特によく見られるのが、ネット通販やECサイトでの出荷作業です。1人の顧客が複数の商品を購入したとき、それらを1つの箱にまとめて発送するのが一般的です。

また、製造業や部品の供給現場でも同梱は欠かせません。たとえば、機械の部品や付属マニュアル、検査書類などを一緒に梱包して納品することで、受け取り側の作業もスムーズになります。

さらに、販促物の同梱も広く行われています。商品に合わせてチラシやカタログ、クーポンなどを同封することで、次回購入やサービス利用を促す仕掛けとして活用されています。

このように、同梱は「コスト削減」だけでなく、「効率化」や「顧客コミュニケーション」の面でも役立つ場面が多く、幅広い業種で活用されています。

活用シーン具体例メリット
通販・ECサイト複数商品をまとめて発送して送料を削減配送コスト削減・資材節約
製造・BtoB出荷部品・マニュアル・伝票をまとめて納品作業効率化・確認ミス防止
販促物の同封チラシ・カタログ・サンプルなどを商品に同封リピート促進・顧客満足向上

◆よくある同梱の具体例

同梱には、実際の業務や経営面において大きなメリットがあります。ここでは、代表的な3つの利点をご紹介します。

1. コスト削減
 もっとも大きなメリットは、送料や梱包資材の削減です。複数の商品を1つの箱で送れば、個別に発送するよりも費用が抑えられます。特に配送コストが上昇している昨今では、大きな節約効果が期待できます。

2. 作業効率の向上
 商品をまとめて梱包・出荷することで、作業時間や手間が短縮されます。ピッキングや検品、ラベル貼付といった工程をまとめて行えるため、スタッフの負担軽減にもつながります。

3. 顧客満足度の向上
 1つの荷物で商品がすべて届けば、受け取る側もスムーズに確認できます。また、販促物を同梱することで、お客様に新たな提案や特典を届けることができ、リピートや購買意欲の向上も見込めます。

このように、同梱はただの出荷手法ではなく、物流コスト・現場効率・顧客対応をトータルで改善する手段として注目されているのです。

メリット具体内容
コスト削減送料や梱包資材の節約により利益率が向上
作業効率の向上梱包や出荷の作業が簡素化され、時間短縮に貢献
顧客満足度の向上1回の受け取りで済む・販促物の活用で印象アップ

◾️同梱をうまく活かすためのポイント

 

◆業種ごとの工夫ポイント

同梱をうまく活かすには、業種や業態に応じた工夫が欠かせません。それぞれの現場で求められる対応が異なるため、自社に合った形での運用が重要です。

たとえば、アパレルや雑貨のECサイトでは、商品の形状や大きさがバラバラなことが多く、サイズや重さを考慮して無駄のない箱詰めをする工夫が求められます。また、同時購入が多いアイテムの組み合わせを分析し、あらかじめ同梱用に在庫を近くに配置するなど、現場の動線を最適化する取り組みも有効です。

一方、BtoBの製造業や部品供給の現場では、出荷ミスが業務全体に大きな影響を与えるため、正確な伝票管理や内容確認が特に重要になります。商品だけでなく、検査証明書や仕様書といった関連書類を確実に同梱する仕組みが必要です。

さらに、飲食や食品業界では、賞味期限や衛生面に配慮した梱包方法が求められます。同梱する商品の種類や数量によっては、温度管理や仕分け区分を徹底する工夫も不可欠です。

このように、同梱のやり方は業種によって変わりますが、どの業界でも「正確さ・効率・安全性」のバランスを取りながら運用することが成功のポイントです。

業種工夫ポイント
アパレル・雑貨EC多様な商品サイズに対応した箱選定・在庫配置
製造・BtoB出荷伝票・関連書類を確実に同梱する仕組みの整備
飲食・食品温度・衛生管理に配慮した梱包分けと動線設計

 ◆梱包材やスペースの使い方

同梱を効率よく行うためには、梱包材の選び方とスペースの使い方も重要なポイントです。単にまとめて詰めるだけではなく、「安全」「省スペース」「作業性」の3つをバランスよく考える必要があります。

まず、梱包材の選定は商品の形状や重さに合わせて行うことが大切です。たとえば、壊れやすい商品が含まれる場合は、緩衝材を適切に使い、他の商品と接触しないように仕切りを設ける工夫が必要です。一方で、丈夫な商品同士なら、最低限の包装で済ませることで資材費の削減にもつながります。

次に、箱のサイズや形の最適化も欠かせません。大きすぎる箱を使うと中で商品が動いて破損する恐れがあり、逆に小さすぎると無理な詰め込みで作業時間が増えたり、破損のリスクが高まったりします。商品の組み合わせごとに最適な箱サイズをパターン化しておくと、作業がスムーズになります。

また、倉庫内でのスペース活用も見逃せません。同梱作業を効率化するためには、同梱対象の商品や梱包資材をすぐ取り出せる位置に配置しておくことが大切です。出荷頻度の高い組み合わせを分析し、ピッキングや梱包のレイアウトを最適化することで、作業時間の短縮と人的ミスの削減が期待できます。

このように、梱包材やスペースの使い方ひとつで、同梱作業の効率と品質が大きく変わります。細かな工夫の積み重ねが、物流全体の最適化につながるのです。


◆社内全体で支える「同梱の仕組み化」

同梱を一時的な作業改善で終わらせず、継続的に安定させていくためには「仕組み化」が不可欠です。現場の工夫だけに頼るのではなく、組織全体で「同梱が標準化された業務」になるよう体制を整える必要があります。

まず鍵となるのが、同梱ルールのマニュアル化と業務フローへの組み込みです。たとえば「同梱対象商品の条件」「同梱時の注意点」「優先順位の判断基準」などをあらかじめ定義し、現場だけでなく受注・出荷・管理部門とも共有しておくことで、属人的な対応を減らすことができます。

次に重要なのが、PDCAサイクルの導入です。同梱作業の効率やトラブル件数などを定期的に可視化し、改善案を出し合う体制が整えば、仕組みそのものが進化していきます。これは単なる「やり方の指示」ではなく、現場の声を反映しながらルールを磨いていく姿勢そのものです。

また、同梱に関わる社内データの活用も見逃せません。たとえば「同梱率(1出荷あたりの同梱件数)」や「クレーム発生率」「再梱包率」などの指標を使って、数字で現場の状態を把握することで、改善の方向性が明確になります。

このように、「同梱の仕組み化」は単なる現場の効率化ではなく、物流品質を組織的に底上げしていく経営戦略の一部として取り組むべきテーマなのです。

◾️これからの同梱はどうなる?

◆環境への配慮との関係

近年、物流業界においても「環境への配慮」がますます重要視されるようになっています。その中で、同梱は環境負荷を減らす有効な手段として注目を集めています。

たとえば、複数の商品を1つにまとめて出荷すれば、使用する段ボールや緩衝材の量を減らすことができます。結果として、ゴミの排出量や資材コストを抑えるだけでなく、受け取る側にとっても「過剰包装ではない、エコな対応」という好印象を与えることができます。

また、配送トラックの積載効率が上がることで、走行回数の削減やCO₂排出の抑制にもつながります。企業全体として環境対策に取り組む中で、同梱は手軽に始められる「脱炭素物流」の第一歩と言えるでしょう。

さらに、近年では環境対応型の梱包資材(再生紙・再利用可能な素材など)と組み合わせることで、企業のサステナビリティ意識をPRする手段としても活用されています。環境配慮は、単なるコスト削減ではなく、企業ブランドの信頼性を高める要素にもなってきています。

このように、同梱は「効率化」や「コスト削減」だけでなく、環境にやさしい物流の実現にも貢献できる、大きな可能性を秘めた取り組みなのです。


◆自動化やITでの効率化

これまで同梱は人の手によって行われることが多い作業でしたが、近年では自動化やITツールの導入によって、より効率的かつ正確に行えるようになってきています。

たとえば、WMS(倉庫管理システム)やOMS(受注管理システム)を使えば、どの商品をどのように同梱すべきかが事前に自動判別され、現場に正確な出荷指示を出すことが可能です。これにより、作業者の判断に頼らず、ミスを防ぎながらスピードアップも図れます。

また、ピッキングや梱包の現場では、ハンディ端末やタブレットを使った作業指示が一般化しており、リアルタイムでの在庫確認や同梱対応がスムーズになっています。最近では、AIが注文傾向を分析して同梱候補を提案する仕組みも登場しており、より高度な業務支援が可能になってきています。

さらに、自動梱包機の導入も進んでおり、サイズに合わせて箱を自動成形し、最適な形で梱包することで、資材のムダをなくしつつ作業の省人化が実現できます。

このように、同梱業務は従来の“手作業の工夫”から一歩進み、システムと機械による効率化の時代へと移行しつつあります。こうしたIT・自動化の活用は、労働力不足や人為的ミスへの対応としても今後ますます重要になっていくでしょう。

   

★同梱で変わる会社の仕組み

〜神谷商店の同梱とは!?〜

神谷商店は、単なる“梱包代行”にとどまらず、お客様の物流業務をトータルで支える「同梱ソリューションのパートナー」として高い信頼を得ています。特に以下の点において、他社にはない強みを発揮しています。

1. 商品特性に合わせた最適な同梱設計

神谷商店は、大型重量物から小型製品まで対応できる多様な同梱ノウハウを有しています。段ボール、木枠、パレット梱包などを使い分け、製品の形状・材質・輸送方法に応じて最も安全で効率的な同梱方法を提案。
また、商品同士の緩衝や破損リスクを最小限に抑えるレイアウト設計にもこだわり、品質を損なわない同梱を実現しています。

2. 保管から出荷まで一貫対応できる体制

同梱は「梱包だけ」で完結しません。神谷商店は、自社倉庫を活用して入庫・保管・ピッキング・同梱・出荷までを一貫して対応。
これにより、たとえば「複数メーカーの商品を1つにまとめて出荷したい」といった組み合わせ同梱の要望にも柔軟に対応できる点が大きな強みです。
在庫管理と連動した同梱作業も可能なため、管理負担の軽減やリードタイムの短縮にもつながります。

3. 輸出梱包にも対応した高水準の品質管理

輸出用同梱では、輸送中の衝撃や湿気・温度変化など、国内配送以上に多くのリスクが伴います。
神谷商店では、パッキングリストや輸出仕様に基づいた同梱チェックを徹底し、トリプルチェック体制による検品・封入管理を実施。
これにより、海外への出荷にも対応できる信頼性の高い同梱サービスを提供しています。

4. 高い柔軟性と提案力

急な出荷、特殊形状製品の同梱、販促物の封入など、お客様の現場では“イレギュラーな梱包ニーズ”がつきものです。
神谷商店は、現場経験豊富なスタッフが状況を判断し、柔軟に対応できる体制を持っています。
単なる「作業者」ではなく、「同梱方法の改善提案」や「資材コスト見直し」までサポートできる点は、長年の実績があるからこその強みです。


★神谷商店の同梱は“信頼できる物流戦略の一部”★

私たち神谷商店の同梱は、単に荷物をまとめる作業ではありません。
お客様の商品が安全に、効率よく、そしてムダなく届けられるように、品質・作業効率・コスト・信頼性すべてのバランスを考え抜いて、最適な同梱設計を行っています。

私たちが大切にしているのは、「一つひとつの作業の積み重ねが、お客様のビジネスに貢献する」という意識です。
梱包から出荷までを一貫して対応できる体制を整え、どんなご要望にも柔軟にお応えできるよう心がけています。

物流の現場で起きやすい“ちょっとした手間”や“細かな課題”にこそ、私たちの存在価値があると信じています。
だからこそ、ただの作業代行ではなく、「同梱のことで困ったら神谷商店に相談すれば安心だ」と思っていただける存在でありたいと、日々現場で向き合っています。

まとめ:同梱を知って物流に活かそう

ここまで、同梱の基本から具体的な使い方、業種ごとの工夫や最新の動向までを見てきました。

同梱とは、単に「まとめて送る」だけの作業ではありません。コスト削減・作業効率の向上・顧客満足の強化といった多くの効果をもたらす、物流における重要な工夫のひとつです。

特に近年では、環境対策や業務の自動化、ブランド戦略といった観点からも、その価値が再評価されています。同梱をどう設計し、現場やシステムにどう組み込むかによって、会社全体の物流品質やサービス力に大きな差が生まれます。これを機に、自社の同梱作業を見直してみることは、きっと新しい改善のきっかけになるはずです。小さな工夫が、大きな成果につながる。
そんな可能性を、同梱は秘めているのです。

   

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