荷物管理業・荷役作業のプロ|お客様第一 株式会社 神谷商店 荷物管理業・荷役作業のプロ|お客様第一 株式会社 神谷商店 荷物管理業・荷役作業のプロ|お客様第一 株式会社 神谷商店 荷物管理業・荷役作業のプロ|お客様第一 株式会社 神谷商店
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物流のカギを握る「横持ち」作業とは?仕組みと課題、神谷商店の解決策まで解説

横持ちってなに?かんたんに説明します

横持ちが必要になるのはどんなとき?

横持ちが遅れるとどうなるの?

横持ちをスムーズに進めるには?

神谷商店の横持ち対応と強み

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横持ちってなに?かんたんに説明します

物流の現場ではよく耳にする「横持ち」という言葉。
でも、倉庫や運送業に携わったばかりの方や、これから物流をアウトソーシングしようと考えている方には少しわかりづらいかもしれません。

ここでは、「横持ちって何?」をかんたんに、わかりやすく解説していきます。


横持ちとは?

「横持ち(よこもち)」とは、物流拠点から別の拠点へ荷物を移動させることを指します。
簡単に言えば、「ある倉庫から別の倉庫へ商品を運ぶこと」です。

たとえば、こんなケースが当てはまります:

  • 輸入したコンテナの荷物を、一時保管のため別倉庫へ移す
  • 仕分け済みの商品を出荷専用の倉庫へ移送する
  • 検品用の倉庫と保管用の倉庫が分かれている場合、その間の移動

このように、「お客様や最終配送先に届ける前の移動」が横持ちです。


縦持ちとのちがいは?

「横持ち」とよく似た言葉に「縦持ち(たてもち)」がありますが、この2つはまったく意味が異なります。

横持ち」は、倉庫間など、拠点と拠点の“横方向の移動”を指すのに対して、
縦持ち」は、同じ建物内での“上下階の移動”を意味します。

たとえば以下のような違いがあります:

用語説明具体例
横持ち倉庫間や拠点間の移動A倉庫 → B倉庫へ商品を運ぶ
縦持ち建物内での上下階への移動1階の荷受け場 → 2階の保管スペースへ運搬

縦持ちは、物流倉庫や商業ビルなど階層構造のある施設内での搬送でよく使われる用語で、
エレベーターや垂直搬送機(リフター)を使って行うことが多く、横持ちとは移動の「方向」や「目的」がまったく異なります。

まとめると:

  • 「横持ち」は拠点間の“水平移動”
  • 「縦持ち」は同一施設内の“垂直移動”

このように、似たような言葉に見えても意味はしっかり違うので、使い分けには注意が必要です。


横持ちが登場するシーン

実際の物流現場では、こんなときに横持ちが行われます:

  • コンテナをデバンニングしたが、保管場所が別倉庫にある
  • 商品の加工(検品・ラベル貼り)をする場所が出荷倉庫と違う
  • ECサイト用と店舗用で倉庫が分かれているため、それぞれに仕分けて移送したい

つまり、「一度降ろした荷物を、次の工程のために動かす」ーこれが横持ちです。


なぜ「横持ち」という表現?

「横持ち」という言葉の由来には諸説ありますが、
同一エリア内での“横方向の移動”という意味合いが強くあります。

距離にすると数キロ〜十数キロ圏内の近距離が多く、短時間で完了できる作業として認識されています。


まとめ:横持ちは“縁の下の力もち”のような存在

横持ちは、物流のなかでお客様の目には見えにくい工程です。
しかし、複数の倉庫や工程が絡む物流にとって、非常に重要な役割を担っています。

スムーズな横持ちができるかどうかで、
その後の仕分け・保管・出荷の効率や正確さが大きく変わってきます。

次章では、「どんなときに横持ちが必要になるのか?」を、具体的なシーンを交えてご紹介します!

横持ちが必要になるのはどんなとき?

横持ち作業は、日常的な出荷や納品の裏側で、実はかなり多く登場しています。
特に複数の拠点や工程が関わる物流業務では、「横持ち」はなくてはならない存在です。

ここでは、「どんなときに横持ちが必要になるのか?」を、実際の物流現場でよくあるシーン別に紹介します。


1. コンテナ荷物を別倉庫へ移すとき

港でデバンニングしたあと、その倉庫では保管ができない場合、一時的な入荷処理だけを行い、本来の保管倉庫へ横持ちで移送することがあります。

  • デバンニング専用倉庫 → 本社倉庫へ移動
  • コンテナ置場 → 長期保管用倉庫へ搬送

特に、保税エリアでの作業と国内流通エリアが分かれている企業では、この横持ちは非常に重要な工程です。


2. 出荷前に加工や検品が必要なとき

「ラベル貼り」「袋詰め」「セット組み」「検品」など、出荷前にひと手間かけたいとき、それらの加工を別の場所で行っているケースがあります。

この場合も、
保管倉庫 → 加工センター → 出荷倉庫という流れで、拠点間の移動=横持ちが発生します。


3. 拠点の役割が分かれているとき

最近では「在庫保管用の倉庫」と「出荷専用の倉庫」を分けている企業も増えています。
出荷の波動や地域別対応をスムーズにするために、複数倉庫を使い分けている企業では、日常的に横持ちが発生します。

たとえば:

  • 東日本倉庫から関西倉庫へ在庫移送
  • EC向け在庫を店頭用倉庫へ一部移送

このように、出荷先に応じた在庫の移動が必要な場面でも横持ちは活躍します。


4. 災害・緊急時などのリスク分散にも

物流リスクが高まっている昨今、BCP(事業継続計画)対策としての横持ちも重要視されています。
一拠点に在庫を集中させると、災害やトラブル時にすべての物流が止まってしまう恐れがあるため、拠点分散型の在庫管理+横持ち移動でリスク分散する流れが強まっています。


よくある横持ちシーンまとめ表

シーン説明横持ちの目的
デバンニング後の移送港・ヤード→保管倉庫へ一時保管から本格管理へ切り替え
加工・検品センター経由出荷前に検品・加工商品品質と加工精度の確保
倉庫間在庫移動複数拠点の在庫調整地域別出荷・波動対応
リスク分散災害対策・BCP対応一拠点依存からの脱却

 


まとめ

横持ち作業は、ただの「倉庫間移動」ではなく、物流全体の流れを円滑にする“橋渡し”のような存在です。
特に拠点が複数ある企業や、出荷以外の工程を外部委託している企業にとっては、スムーズな横持ち体制が事業の安定運営を支えます。

次の章では、「横持ちが遅れるとどうなるのか?」というリスクの視点から、さらに深掘りしていきます。

横持ちが遅れるとどうなるの?

「ただの倉庫間移動でしょ?」と思われがちな横持ちですが、実はその遅れが物流全体に思わぬ影響を及ぼすことがあります。
たしかに、横持ちは数キロ〜十数キロ圏内で完了する近距離移動が基本なので、移送自体の大幅な遅れはあまり起きません。

しかし、連携ミス・スケジュール調整不足・情報の伝達漏れなどがあると、荷物の受け渡しがうまくいかず、次の工程に支障をきたすことがあるのです。

ここでは、横持ちがスムーズに行えなかった場合に起こりうるリスクを、現場の視点から解説していきます。


1. 出荷が間に合わなくなる

横持ちによる遅れが顕著に表れるのが「出荷遅延」です。
たとえば、

  • 当日朝に横持ちで届くはずだったが、思わぬトラブルで遅れてしまった
  • 加工後の荷物が出荷拠点に間に合わなかった

こうした事態になると、その日の便に間に合わず、出荷遅延の原因となる可能性があります
特にBtoB(法人取引)では納期遵守が信用問題に直結するため、小さな遅れでもクレームの原因となります。



2. 倉庫作業の段取りが狂う

横持ちの荷物が予定どおりに到着しないと、現場の作業にも悪影響が出ます。

  • 「セット組みの予定だったが、一部部材が来ていない」
  • 「午前の仕分け作業が後ろ倒しになった」

このように、現場の人員や作業台がムダに空いてしまうことは、作業効率の大幅な低下につながります。
本来ならこなせていた出荷件数が減ってしまう恐れもあります。


3. 配車スケジュールが乱れる

神谷商店のように自社トラックを持たず、外部の運送ネットワークを活用している場合は、タイムスケジュールの調整が肝心です。
横持ちがずれ込むと、

  • 「次の便に間に合わない」
  • 「ドライバーを余計に待機させる」
  • 「再配車が必要になる」

といった形で、外注コストや人員負担の増加に発展してしまいます。


4. 在庫情報と実物のズレ

WMS(倉庫管理システム)を活用していても、横持ちが遅れると「システム上は到着済みだが、実際には未着」というギャップが発生します。

これにより、

  • 誤出荷や二重発注
  • 欠品・過剰在庫の発生
  • 出荷待ちでの滞留

など、在庫精度の低下による業務ロスが生じる可能性があります。


横持ち遅延にともなう影響まとめ表

問題影響内容最終的なリスク
出荷遅延配送便に間に合わないクレーム・信用低下
現場作業の遅延作業待ち・手持ち時間発生作業効率ダウン・生産性低下
配車トラブル再配車・ドライバーの拘束時間増配送コスト増・予定狂い
在庫情報の不整合実物とシステムのズレ誤出荷・欠品・在庫ロス

まとめ:遅れにくい工程だからこそ「油断」が落とし穴

横持ちは基本的に短距離&短時間で完了する工程ですが、それに「慣れている」からこそ、
事前の計画・情報共有が甘くなるリスクもあります。

特に、

  • 短時間で終わる=スケジュールの余裕が少ない
  • 自社でトラックを持たない=外部との連携がカギ
  • 拠点ごとに人が違う=情報のズレが起こりやすい

という特性を理解して、「たかが横持ち」ではなく、「重要なつなぎ役」としての意識を持つことが、全体最適化のカギになります。

横持ちをスムーズに進めるには?

横持ち作業をスムーズに進めるには、単にトラックを手配するだけでは足りません。
計画性・情報共有・柔軟性を意識することで、納期遅れや現場の混乱を防ぐことができます。

ここでは、現場のリアルな課題に即した“横持ち成功のポイント”を具体的にご紹介します。


1. 入庫・出庫スケジュールを事前にすり合わせる

搬出と搬入のタイミングを事前にしっかり調整することが、スムーズな横持ちの第一歩です。

  • 出荷倉庫の「荷物準備完了時間」
  • 到着倉庫の「受け入れ可能な時間帯」
  • トラックの移動にかかる時間

これらを早めに共有・調整しておかないと、「トラックは来たのに荷物がない」「到着したのに受け取れない」といったタイムロスが発生します。

共有シートなどを活用し、誰が見てもわかるスケジュール管理をすることが重要です。


2. 情報共有はリアルタイムで行う

横持ちは、想定外のトラブルが発生しやすい工程でもあります。
そのため、現場と管理側がリアルタイムで状況を共有できる体制が欠かせません。

たとえば:

  • 荷物がまだ準備できていない
  • 配送先の倉庫で受け取りが遅れている
  • 積載内容が変更になった

こうした情報をスピーディーに共有することで、現場の混乱や無駄な待機時間を防ぐことができます。
神谷商店でも、チャットツールを活用し、各関係者との即時連携ができる体制を整えています。


3. 柔軟なトラック手配と配送網の活用

急なスケジュール変更や追加配送にも対応できるよう、複数の運送会社との連携体制を持っておくことが、安定した横持ち体制のカギになります。

  • 午前・午後の時間帯指定
  • 積み直し対応
  • 積載量に応じた車両選定

神谷商店では自社トラックを保有していないため、提携業者とのネットワークを活かして、配送ニーズに柔軟に対応できる仕組みを構築しています。


4. 横持ちを「見える化」する管理体制を

横持ちは、ただの「運搬作業」ではなく、物流の中継点となる工程です。
そのため、荷物がいつ・どこから・どこへ動いたのかを明確に管理する仕組みが必要です。

たとえば:

  • 出庫と入庫の履歴を分けて記録
  • 横持ち便ごとのドライバー情報や配送内容を管理
  • WMSと連動してリアルタイムで受領状況を反映

神谷商店でも、独自のWMSを活用してこの工程の情報と現場のズレを防ぎ、トラブルを未然に防ぐ体制を整えています。


スムーズな横持ちに必要なポイントまとめ

項目内容効果
スケジュール管理搬出・搬入時間を事前に調整積み下ろしミス・遅延防止
情報共有チャット等で即時連絡現場の混乱を最小限に
トラック手配提携会社とのネットワークで柔軟対応突発的な変更にも対応しやすい
管理体制WMSや記録管理でトレーサビリティを確保在庫ズレ・誤配送の防止に効果的

まとめ

横持ちは、一見するとシンプルな「移動作業」に見えますが、その実、多くの工程とタイミングの連携が必要な繊細な仕事です。

だからこそ、「事前の段取り」と「連携の仕組み」が重要になります。

神谷商店でも、協力会社との強固なネットワークやWMSを活用し、“止めない横持ち”の実現をサポートしています。

神谷商店の横持ち対応と強み

神谷商店では、自社トラックを保有していない分、「柔軟で最適な配送プランの構築」に力を入れています。
協力会社とのネットワークを活かし、お客様のスケジュールや荷物内容に合わせて、最適な横持ち体制を組み上げます。

「トラックを持っていない=対応できない」ではなく、
「トラックに縛られない=お客様ごとに最適な配送手段を組み立てられる」
というのが神谷商店のスタイルです。


特徴1:複数の協力会社と連携。最適ルートを柔軟に提案

自社トラックを持たないからこそ、特定のルートや便に縛られることなく、お客様の希望時間・場所に合わせた最適な配送を提案できます。
「午前中にA倉庫、午後にBセンターへ」というような細かな対応も、複数の協力運送会社と連携することで柔軟に実現しています。

特徴2:物流拠点を熟知しているからこその横持ち設計力

長年の倉庫管理実績を持つ神谷商店だからこそ、「どの倉庫にどのタイミングで荷物を持ち込めばスムーズか」といった現場目線での段取り設計が得意です。
たとえば、

  • 入荷・検品の流れと横持ちを同時並行で動かす
  • 当日出荷のタイミングに合わせた配送時間の調整

など、単なる「移動」ではない、物流の流れを考えた横持ち提案が可能です。

特徴3:デバンニング後の横持ちもワンストップ対応

神谷商店では、デバンニング(コンテナ荷下ろし)後にそのまま横持ち輸送につなげるワンストップ体制を整えています。

  • 午前中にデバン
  • 午後に必要な荷物を指定拠点へ横持ち
  • 残りの荷物は自社倉庫で保管

というようなフローもスムーズに構築できるため、
お客様の倉庫負荷を減らし、無駄のないオペレーションが可能になります。


まとめ

神谷商店は自社でトラックを保有していないからこそ、柔軟でムリのない配送設計が強みです。
協力会社との連携を軸に、お客様の希望や物流の動きに応じて、最適な横持ちを提案・実行しています。

「自社でトラックを持っていないんですね」と驚かれることもありますが、
私たちはその分、“お客様ファーストの配送設計力”を磨いてきました。

「荷下ろしもお願いしたいけど、そのまま別倉庫へ一部移したい」
「翌朝にはA倉庫へ、残りは午後にBセンターへ入れてほしい」

そんなお悩みがある方は、ぜひ一度神谷商店にご相談ください。
「できる・できない」ではなく、「どうやったらできるか」を一緒に考える――
それが私たちの横持ち対応です。

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