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2024.06.18
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物流アウトソーシングと中小企業の物流DXの課題に挑む
■こんにちは!安田です!! 最近、物流アウトソーシングが企業の競争力向上の一助として注目されています。その中でも物流DX(デジタルトランスフォーメーション)については、補助金や各地方自治体の助成金など様々な支援策が進められています。特に中小企業にとっては、効率的な物流DXを進め、さらに物流運営を実現するための重要な手段となります。しかし、物流業界におけるDXはまだ道半ばであり、多くの中小企業が様々な課題に直面しています。この記事では、物流アウトソーシングのメリットを検討しつつ、中小企業が物流DXを進める上での課題と解決策について考察します。 ■物流アウトソーシングのメリット 物流アウトソーシングには多くの利点があります。まず、専門知識と技術を持つ外部企業に物流業務を委託することです。物流業務は基本的に専門性が高く、ノウハウや経験を持つ物流会社に任せることで、より効率的かつ効果的に業務を進めることができます。その結果コスト削減につながる可能性があります。 さらに、物流業務を外部に委託することで、自社のコア業務に集中できるというメリットもあります。例えば、製造業であれば、製品の開発や生産にリソースを集中させることができます。また、自社で物流に関する保管場所や人員を抱える必要がないため、業務の波動や変動にも柔軟に対応できると考えられます。 ■中小企業が抱える物流DXの課題 物流DXは、物流業務の効率化と顧客サービスの向上を目指すものであり、デジタル技術の導入が不可欠です。しかし、中小企業にとって物流DXにはいくつかの大きな課題があります。 1. 初期投資の負担 物流DXを推進するためには、ITインフラの整備やシステム導入が必要です。これには多額の初期投資が必要であり、中小企業にとっては大きな負担となります。特に、既存のシステムとの統合やカスタマイズが必要な場合、そのコストはさらに増大します。 2. 人材の不足 物流DXを進めるためには、ITに関する専門知識を持つ人材が必要です。しかし、中小企業ではこうした専門人材を確保するのが難しい現状があります。特に、物流業務とITの両方に精通した人材は希少であり、競争も激化しています。 3. 業務プロセスの変革 デジタル技術の導入は、単なるシステムの導入に留まりません。業務プロセスの全面的な見直しと改革が求められます。しかし、長年の業務慣習を変えることは容易ではなく、社内の抵抗も考えられます。 〇解決策と取り組み 物流業界の中小企業がこれらの課題を克服するためには、どのような取り組みが必要でしょうか。神谷商店が考える解決策をいくつか紹介します。 取り組みその1:外部の専門企業との協力 物流アウトソーシングは、中小企業が物流DXを進める上で有効な手段です。物流DXに詳しい専門業者を活用し、自社の物流DXを進めることでスムーズな導入が可能です。 取り組みその2:公的支援を活用 政府や地方自治体は、中小企業の物流DXを支援するための様々な助成金や補助金を提供しています。これらを活用することで、初期投資の負担を軽減できます。また、専門家によるコンサルティングサービスや研修プログラムを活用することで、人材の育成を図る事も可能です。 取り組みその3:社内コミュニケーションの強化 物流DXを成功させるためには、社内の理解と協力が不可欠です。新しいシステムやプロセスの導入に際しては、従業員に対する説明会や研修を実施し、理解を深めてもらうことが重要です。変革の目的やメリットを明確に伝えることで、社内の抵抗を減少させることができます。 取り組みその4:小規模からの段階的導入 一度に大規模なDXを行うのではなく、小規模なプロジェクトから段階的に進めることも有効です。特定の業務プロセスや部門からデジタル化を開始し、その効果を検証しながら徐々に範囲を拡大する方法です。これにより、リスクを最小限に抑えつつ、確実にDXを進めることができます。 ■神谷商店が進めている物流DX 神谷商店が物流DX化を進める上での問題とその解決策について、物流担当者の山本さんとの対談形式で話を伺いました。 ▶戦略的パートナーシップの構築 山本「物流DXを成功させるためには、自社だけでなく専門企業と信頼できる関係を結ぶことが重要です。」 安田「実際に自社だけで完結できない理由は何ですか?」 山本「まず、物流の専門家はいますが、システムを構築できる専門家がいないこと。次に、業者が提供する倉庫管理システム(WMS)では柔軟性に欠け、使いづらいと感じることがあります。」 安田「なるほど。そこで信頼できる業者とパートナーシップを組み、自社の使いやすいシステムを構築する必要があるのですね。」 山本「そうです。そうしないと、物流DXに投資しても生産性や効率、品質が向上しない可能性があります。」 ▶WMSとHHT(ハンディ端末)で物流DXの実施 山本「安田さんは物流業務についてどんなイメージを持っていますか?」 安田「通常の入出庫管理や翌日の準備、トラックへの積み込みなどですかね?」 山本「そうですね。基本的な業務としてはあってますが、詳しく話すと物流業務は常にお客様優先で考えているので、突発的なオーダーにも柔軟かつ流動的に対応することが求められますがその反面業務を柔軟かつ流動的に対応するために現状では作業者の能力に依存する部分が大きく、それが作業の属人化につながっています。」 安田「それなら、物流DXを導入することでその問題を解消できるのではないでしょうか?例えば、WMSとハンディ端末を連携させてリアルタイムに倉庫状況を把握し、誰でも同じ効率で作業ができるようにすることです。」 山本「その通りです。物流業務は常に変化するので、品質を落とさずサービスを提供するために、中小企業こそ物流DXを行う必要があります。」 ▶継続的な改善 山本「物流DXは一度で完了するものではありません。正直な話をすると、物流DXを行うにもその業務に従事する作業者が必要になります。現在の人員だと一気に改善するための人員の確保が難しく、継続的な改善が必要となります。」 安田「なるほど、現場では、通常業務を行いながら、物流DXの改善に取り組んでいくんですね!さらに継続的にPDCAサイクルで行動・改善し新しい技術や手法を取り入れることが重要になるんですね。」 山本「物流DXの担当者としては、常に改善を行いながら最新の技術やトレンドに常にアンテナを張り、サービスの向上を積極的に学び続けることが目標です。」 安田「山本さん、ありがとうございました!これからも一緒に物流DXや物流アウトソーシングを頑張りましょう!」 ■まとめ 物流アウトソーシングと物流DXは、中小企業にとって重要な課題です。これを乗り越えることで競争力を高めることができます。物流DXの推進には初期投資や人材の確保といった課題がありますが、公的支援の活用や段階的な導入、社内コミュニケーションの強化などの取り組みを通じて克服できます。 神谷商店としては、戦略的パートナーシップの構築、データの活用、柔軟な対応力、継続的な改善といった視点を持ち、物流アウトソーシングと物流DXを効果的に活用していくことが必要だと感じています。物流DXを行うことで、中小企業の物流業務を効率化し、顧客サービスの向上を実現することができるとかんがえます。 これからも、中小企業が抱える物流DXの課題に立ち向かい、物流アウトソーシングを積極的に活用することで、未来に向けたサステナブルな成長を目指しましょう。
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2024.06.5
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3PL「サードパーティ・ロジスティクス」とは??
「わかりやすくいうと物流版の物流アウトソーシング」 ▶3PLの内容と導入メリットを神谷商店が徹底解説!! ◎大型倉庫物流センターを運用している神谷商店が3PLを詳しく徹底解説! 料金やサービス内容は運用方法で違う!? 詳しくは「物流アウトソーシング」相談窓口 (問い合わせフォーム)まで! ■物流業界で当たり前のように使われている言葉「3PL」、単語はしっていても内容や正式名称を知らないという人も多いですよね!具体的に3PLとは物流業務に特化したアウトソーシングの一形態です。簡単にご説明すると、専門知識を持つ外部企業に物流業務を任せることで、効率化とコスト削減を図ることが目的です。その内容をわかりやすく以下項目に沿って徹底的に解説をおこないます。 CONTENTS 1. 3PL(サードパーティ・ロジスティクス)って何? 【1】3PLとは「物流業務のアウトソーシング」 【2】3PLにはアセット型とノンアセット型がある 2.3PLのメリット・デメリットとは メリット1:自社事業に専念できる メリット2:経費の削減が見込める メリット3:プロの物流で満足度向上 デメリット1:業務の属人化がすすむ デメリット2:柔軟性や流動的な対応がむずかしい 3.3PLを開始する際の注意点とは 【1】自社にぴったり合った3PLパートナーを選ぶ 【2】3PL業者との定期的なコミュニケーションを大切にする 4. 3PLを導入すべきか迷っている方へ【物流アウトソーシングが適した企業の特徴を紹介】 【1】業務効率を改善したい企業 【2】顧客満足度を向上させたい企業 5.まとめ 3PLでビジネスを加速 ■1. 3PL(サードパーティ・ロジスティクス)って何? 【1】3PLとは簡単にいうと「物流業務を委託すること」(アウトソーシング) 「物流業務の委託」とは「物流で発生する荷主の業務(輸送、流通加工、在庫管理など)を第三者で ある企業に委託し、物流に関する効率的な業務のマネジメントを可能にすること」です。 いわば「事業者が業務を代行する形」と言ってさしつかえないでしょう。そして3PLは「Third-Party Logistics」の略称であり、「スリーピーエル」・「サンピーエル」などと読むことが比較的多いです。ただし、用語に明確な定義があるわけではないため、あくまでも一例としてご承知おきください。 【2】3PLは、「アセット型」「ノンアセット型」に分かれている!? 基本的に、3PLを取り扱う業者は、「アセット型」と「ノンアセット型」の2種類で分かれています。アセット型とは倉庫などの設備を保有している物流業者をさします。ノンアセット型とは倉庫などの設備を保有しておらず、他業者と連携している物流業者をさします。神谷商店は、アセット型に分類されます。浜松市に大型倉庫を保有しておりますので物流アウトソーシングのご質問やご相談は是非神谷商店まで!相談は「無料受付中」です! ■2. 3PLのメリット・デメリットとは? ◎3PL導入のメリット メリット1:自社事業に集中できる メリット2:経費の削減が見込める メリット3:物流品質を向上させる ・メリット1:自社事業に集中できる! 物流業務を3PL業者に委託することで、物流業務を他社に任せられるため、それまで物流業務にかかっていた人や資金などを生産や販売などの自社事業のメイン業務に割り当てることができ、社内リソースを最適化できます。また、物流業務に専門的なノウハウを持った3PL業者にアウトソーシングすることで、自社でゼロからノウハウを積み上げる必要がありません。さらに自社スペースを保管場所などに割くことも必要ありませし、物流業務に人的リソースを割り当てなくても良いので限りある人的資源や設備、スペースをすべて自社事業で有効活用できます。 ・メリット2:経費の削減が見込める! 3PLの導入により、自社で物流業務を行うために必要な経費としてかかっていた運送用車両や保管倉庫、またリフトマンや運送ドライバーといった物流にかかわる固定費用が削減できます。アウトソーシングおこなうことで固定費として払っていた費用を変動費に変えることができ、荷物量に応じた利用料や人件費を支払うことになるため、物流コストの削減が考えられます。 ・メリット3:プロの物流で満足度向上 3PLという物流のプロフェッショナルが商品の流通を管理することで、物流の質が向上し、顧客満足度が高まります。具体的には、納品時間の短縮や配送ミスの減少などの効果が期待できます。さらに、3PLという物流アウトソーシングを活用することで、企業は自社のリソースを効率的に活用し、コアビジネスに集中することができます。 ×3PL導入のデメリット デメリット1:業務の属人化がすすむ デメリット2:柔軟性や流動的な対応がむずかしい ・デメリット1:業務の属人化がすすむ 外部に業務を任せることで、全容がつかみにくくなってしまうことが、3PL(サードパーティ・ロジ スティクス)におけるデメリットの1つです。これにより、業務上の情報交換がスピーディーに実施できない危険性が発生します。また、特定の担当者に業務が依存する「属人化」が発生しやすくなります。この属人化により、担当者が変わった際に業務の継続性が損なわれたり、ノウハウが失われたりするリスクがあるので注意が必要です。 ・デメリット2:柔軟性や流動的な対応がむずかしい 3PLを導入するデメリットとして、問題が発生した際に融通が利きにくくなることが挙げられます。自社体制で業務を行う場合は、臨機応変に対応できる可能性がありますが、アウトソーシングを行うことで物流業務が業者を経由してしまうからです。そのため時間や手間がかかり、流動性が低下する傾向があります。つまり、問題発生時に必要な迅速な対応が難しくなる可能性が高まります。 ■3.3PLを開始する際の注意点とは? 3PL(サードパーティー)を利用したからといって、確実に成果が出せるわけではありません。物流アウトソーシングは慎重に考える必要がありますしデメリットを極端に恐れる必要もありません。適切な戦略とプロセスを確立することで、成果を上げる可能性が高まります。さらに以下のような注意点に配慮することで、成功する可能性が高めることができ適切な業者を選定することでデメリットも克服できるでしょう。 【1】自社にぴったり合った3PLパートナーを選ぶ 自社にぴったり合った3PLパートナーを見つけるためには、各業者の「サービス」「価格」「得 意分野」「環境」「これまでの実績」などを比較し、慎重な選定が求められます。自社に最適なパートナーを見極めるためには、以下の手順が重要です。まず、気になる3PL業者を複数ピックアップしましょう。その後、各社に問い合わせを行い、コミュニケーションの円滑さや自社の事業や目標に対する理解度を確認します。特に、コミュニケーションが取りやすく、自社のニーズに適切に対応してくれる 企業を選ぶことが重要です。このようなパートナーとの関係は、取引先としてではなく、真のパートナーシップとしてビジネスを発展させることができます。さらに、自社の事業に対する理解が深い企業は、より効果的なサービス提供が期待できます。そのため、これまでの実績を確認し、信頼性の高い3PLパートナーを選定することが重要です。こうしたステップを踏むことで、自社にぴったり合った3PLパートナーを見つけることができるでしょう。 自社にとって理想的な3PLパートナーを選ぶことは、業務の効率性や成果の最大化につながります。是非、慎重な選定プロセスを通じて、自社の成長と成功に貢献する3PLパートナーを見つけてください。 ㈱神谷商店では、倉庫見学会や無料相談などを随時実施しております。物流アウトソーシングでお悩みのご担当者様は、是非一度ご相談ください。私たちは最適なビジネスパートナーとなれるよう、ビジネスソリューションを提供し、お客様の課題を解決できるよう努めて参ります。 【2】3PL業者との定期的なコミュニケーションを大切にする 契約後も3PL業者と積極的に情報交換を行い、信頼関係を築くことが成功の鍵です。これによ り、業務内容の可視化が実現し、双方の理解が深まります。例えば、定例のミーティングを事前にスケジュールすることで、計画的なコミュニケーションの場を設けることができます。このような取り組みにより、業務の進捗状況や課題をタイムリーに共有することで、迅速な対応が可能となります。 さらに、定期的なフィードバックセッションを行うことで、業者のパフォーマンスを評価し、必要な改善点を話し合う機会を設けることができます。これにより、自社に対する業務の効率化や品質向上が期待できます。 また、信頼関係を深めるためには、業者とのオープンな対話を心掛けることが重要です。 双方の期待値を明確にし、透明性の高い関係を築くことで、お互いに有意義かつ長期的なパートナーシップが構築されるでしょう。 積極的なコミュニケーションと信頼関係の構築は、ビジネスの成功に不可欠な要素です。契約後 も継続的に業者と連携し、共に成長していく姿勢が求められます。 ■4.3PLを導入すべきか迷っている方へ【物流アウトソーシングが適した企業の特徴を紹介】 3PL(サードパーティ・ロジスティクス)を導入するかどうかお悩みなら、まずは導入に適した企業の特徴を理解し、自社と比較してみましょう。今回は、物流アウトソーシングが特に効果を発揮する企業の特徴を2つ紹介しますので、検討材料の1つとしてご活用ください。 【1】業務効率を改善したい企業 物流アウトソーシングを通じて、業務の生産性を高めたい企業には3PLの導入が最適です。プロの物流専門家が業務の能率向上をサポートすることで、自社のリソースを最も重要なコア業務に集中させることができます。これにより、業績向上や事業拡大を図ることができます。たとえば、倉庫管理や配送業務などの物流業務をアウトソーシングすることで、自社のスタッフは製品開発やマーケティングなどの戦略的な業務に専念できます。これにより、全体的な業務効率が向上し、競争力を高めることができます。 【2】顧客満足度を向上させたい企業 物流アウトソーシングにより業務のクオリティが向上すると、顧客満足度も自然と高まります。その結果、リピーターの増加を目指す企業にも3PLの導入は大きなメリットをもたらします。特に、顧客との長期的な関係を重視する企業にとって、信頼性の高い物流サービスは欠かせないといえます。 例えば、迅速かつ正確な配送が実現すれば、顧客からの信頼度が向上し、再購入の意欲も高まります。また、3PL業者が提供する高度なトラッキングシステムやカスタマーサポートにより、顧客が安心して商品を待つことができる環境を整えることができます。 ■5.まとめ ・3PLでビジネスを加速 物流アウトソーシング、特に3PLの導入は、業務効率の向上と顧客満足度の向上に貢献します。プロのサポートにより、自社の業務をより効果的に運営することができます。 物流アウトソーシングの詳細については、日本の中心である浜松市に大型物流倉庫を構えている株式会社神谷商店までぜひご相談ください。 お問合せはこちらまで
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2024.06.5
| FUSE
| イベント参加
モノづくり第2弾!レーザー加工機で二層板表札をつくった!
こんにちは、安田です! 前回は仕事中に会社用の社印を作成しましたが、今回は個人用の表札を作成しました。今回もレーザー加工機を使ったモノづくりに挑戦しましたので、レーザー加工機に興味がある方は必見です! 前回のモノづくりはこちら! ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓ 会社のハンコをレーザー加工機で自分で作った 実は今回も前回と同様に制作会場はFUSEです。FUSEでは月に1回モノづくりイベントが開催されており、異業種の方と交流できるのが魅力的です。 しかし、FUSEのモノづくりイベントは人気が高く、なかなか参加できないこともあります。今回はラスト1枠に滑り込みセーフで参加することができました! 前回は会社用でしたが、今回は完全に「個人用」です。ただ、皆さん(この記事を読んでいる会社の人も)、勘違いしないでください!これはあくまでも記事のための取材です。浜松市に拠点を置く大型物流センターの営業社員として、いろいろなことに挑戦するチャレンジ的な活動です! さて、そろそろ本題に入りましょう! 今回の記事では、以下の内容で解説していきます。 1.レーザー加工機とは? 2.二層板ってなに? 3.表札デザイン作成! 4.レーザー加工機による加工 5.完成 1.レーザー加工機とは? ・レーザー加工機とは、レーザーの熱を使い、彫刻や裁断ができるマシンです。オリジナルのキーホルダーや革製品、ハンコを作成したり、製品に彫刻したり、DIYに活用したりと、アイディア次第でいろいろなことができます。 ・レーザー加工機には以下の種類があります CO2レーザー加工機:二酸化炭素を利用し、価格が低く、木材、アクリル板、皮革、生地など 多く の素材に適応。反射が強い金属には向かないという弱点もあります。 ファイバーレーザー加工機:金属の加工に適しており、高精度な加工が可能です。 YAGレーザー加工機:硬い材料や特定の金属の加工に適しています。 今回使用するのは、CO2レーザー加工機です。 ・CO2レーザー加工機の特徴 CO2レーザー加工機は、二酸化炭素をレーザー光線として使用します。このタイプは他のタイプに比べて価格が低く、最も多く利用されています。また、加工できる素材も木材、アクリル板、革、生地など多岐にわたりますが、反射が強い金属には向かないという弱点もあります。 2.二層板ってなに? ・二層板とは、異なる色の素材が層になっている板のことです。レーザー加工機で上の層を削ることで、下の層の色が現れ、デザインを浮き立たせることができます。 二層板はAmazonや楽天などで購入することができるので非常に便利です。今回の表札は150mm×150mmのサイズで作成していますが、大体の購入サイトでは600mm×600mmサイズが約4800円程度で販売されています。表札1枚作成時の材料費が約1200円とリーズナブルな点も魅力です。 3.表札デザイン作成! 加工機と素材の解説の次は、実際の作成について解説していきます。 ・表札デザインの作成 デザインを作成する前に、まずはサイズを調整します。今回は150mm×150mmの正方形サイズで作成します。 今回もインクスケープ(フリーソフトで非常に優秀。SVGファイルに対応しているためデザインの出稿に便利)を使います。前回と違い、SVGファイルやアウトラインについて学んだので、今回はサクサク作成できる予感がします! まずコンセプトは、「かっこよくデザイン画を描いてみんなに驚いてもらおう!」という意気込みで、まずは文字部分からはじめました。アルファベットと漢字でそれなりに表札っぽくデザインし、次に枠線をかっこよくデザインして・・・さらに文字と枠線のバランスを調整し、「大丈夫、いけてる!」と自分の中で自信を持ちました。 つぎに、わが家の愛犬をシルエット加工して完成させようと考えましたが、シルエット加工は初めてで、すぐにはうまくいきません・・・ 文字だけでも十分かっこいいしこのまま完成でも・・・・とあきらめるという選択肢が頭をよぎりました・・・・ ここで、株式会社神谷商店の企業理念「挑戦すること」を思い出し、わからないことは学ぶのみと決意しました。 今まで営業として物流アウトソーシングのビジネスソリューションに対しても体当たりでぶつかって解決してきたので、今回も神谷魂で調べて学び、シルエット加工に成功しました! データを出稿し、さいわいなことに、今回は1発で修正なしで入稿できました(笑) 4.レーザー加工機による加工 当日は、参加者5名で、それぞれ挨拶をし、名刺交換(一応仕事なので)を行いました。全員でレーザー加工機の使用方法の説明を受け、データをレーザー加工機用PCに送信して加工を開始しました。 レーザー加工機による設定から加工前までは指導員が実施し、開始ボタンを押すだけでデザインした表札が二層板に加工されます。 カットの時間は1枚につき約5~7分前後と説明をうけ、ついに私の順番が来て、ドキドキしながら開始ボタンを押すと、画面に「完成まで40分」と表示されました。 えっ!?40分!?なんで!?!? 後ろに2人もいるのに! すぐに指導員に確認すると、「安田さんのデザインは凝っているので時間がかかるんですよ」と笑顔で答えられました・・・ 心の中で後ろの2人に謝りながら、完成を楽しみに待つこと40分。 5.完成! 二層板の切り抜きが完了し、細かい粉や汚れをタオルで除去して完成です。このデザインを見てください!こんなに良いものが自分で作れるんです。右下のシルエットはわが家の愛犬たちです。可愛いですね! ■まとめ モノづくりの記事第2弾ということで解説してきましたが、やはり何事においても「調べる」「考える」「挑戦する」ことが重要だとかんじました。 実際、わからないことが多いですが、常に調べて学ぶといった基本行動が欠かせません。 株式会社神谷商店では、これからも多くの皆様にわかりやすく大型倉庫・物流センターや倉庫の内情などさまざまな情報をブログ・コラムで配信してまいります。 保管のことや倉庫について知りたい方、また神谷商店の事業内容に興味をお持ちの方は、ぜひ当社HPへ遊びに来てください!大型倉庫や物流センターについてわかりやすくご紹介しています。 さらに!興味を持っていただき、この記事を読んでいただいている方にお知らせです。 株式会社神谷商店では、いつでも倉庫見学を受け付けております。ご興味のある方はぜひお問い合わせください。 遠方でこれない方はWEB面談も行っておりますので、お気軽にご相談ください! 次回の記事もお楽しみに!
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2024.05.22
| DC倉庫
| フルフィルメント
| 倉庫業
物流倉庫の仕組みを徹底解説!DC、TC、PDCの違いとそれぞれのメリット・デメリットについて
物流センターは、商品を効率よく保管・管理し、必要なタイミングで配送する重要な拠点です。その中でもDC(ディストリビューションセンター)、TC(トランスファーセンター)、そしてPDC(プロセスディストリビューションセンター)という異なる機能を持つ倉庫が存在します。 これらのセンターはそれぞれ独自の役割を担っており、物流の最適化には、それぞれの機能を理解し、適切に活用することが重要です。 この記事では、DCを基軸におき、他のセンターとの違いを詳しく説明し、それぞれのメリットとデメリットについても解説していきます。 目次: ▸DC(ディストリビューションセンター)とは? ▸DCとTC・PDCの違いは?物流センターの機能比較 ▸DCの一日の流れ ▸DCのメリットとデメリット ▸まとめ:DCを基盤に物流業務を最適化するために ■DC(ディストリビューションセンター)とは? DC(ディストリビューションセンター)は、物流業務において最も広く活用される施設です。基本的には商品の保管、ピッキング、検品、流通加工、そして最終的な出荷までの一連の業務を行うことが主な役割です。DCは、一時的に商品を保管し、注文に応じて迅速に出荷を行う「在庫型物流センター」と呼ばれています。 このように、DCの役割は単に保管だけではなく、注文に基づく在庫管理や、商品の加工(流通加工)を経て出荷準備を整える機能が求められます。 特に、ECの成長に伴い、顧客からの注文に迅速に対応する必要が高まる中で、DCの効率的な運用は企業の競争力を高める大きな要因となっています。 さらに、大型倉庫を背景にしたDCでは、大規模な在庫を管理しながら、顧客のニーズに応じた出荷や、小口配送にも対応できます。これにより、企業は商品の欠品を防ぎながら、柔軟な配送体制を整えることができます。 ■DCとTC・PDCの違いは?物流センターの機能比較 DCに続いて、TC(トランスファーセンター)とPDC(プロセスディストリビューションセンター)も物流の重要な要素を担っています。それぞれのセンターは異なる役割を持ち、どの物流センターを選択するかは、取り扱う商品の特性や企業の物流戦略に左右されます。ここでは、DCを中心に、他のセンターとの違いを比較していきます。 ▸TC(トランスファーセンター)とは? TC(トランスファーセンター)は、商品を一時的に保管せず、入荷した商品を直接仕分け・積み替えして出荷する「通過型物流センター」です。TCの最大の特徴は、商品の滞留を最小限に抑え、迅速に配送するという点です。 例えば、入荷された商品は、検品が終わり次第、配送先ごとに仕分けされ、そのまま出荷されます。 TCのメリットは、広い保管スペースを必要としないため、運営コストが抑えられる点にあります。しかし、その反面、在庫を保管する機能がないため、長期保管や大量の在庫管理が求められる場合には適していません。特に、季節商品や需要の変動が大きい商品の管理には向かず、DCのように在庫を一時的に保管できる施設が必要になります。 TCは、短期間での入出荷を繰り返す業態や、商品が大量に移動する物流業務に適していますが、DCと異なり、在庫リスクに対応する柔軟性は持ち合わせていません。 ▸PDC(プロセスディストリビューションセンター)とは? PDC(プロセスディストリビューションセンター)は、DCの機能に加えて、より専門的な流通加工を行う施設です。PDCでは、商品そのものの品質管理や加工が必要な場合に活用されることが多く、生鮮食品の加工や家具の組み立てなど、出荷前に追加作業が求められる商品に対して対応します。 DCも簡単な流通加工を行いますが、PDCではさらに高度な加工が求められるため、専用の設備や技術を持ったスタッフが必要です。これは、商品の品質や付加価値を高めるために不可欠な要素ですが、その分コストもかかるため、特定の商品に対して効率的に利用する必要があります。 また、PDCはDCと比較して、運営コストが高くなる傾向にあります。加工のための設備や人件費、品質管理体制の整備が必要であり、これに伴うコストが運営の負担となります。 そのため、加工の必要がない商品を多く取り扱う場合には、DCを利用する方が合理的です。 ■DCの一日の流れ DC(ディストリビューションセンター)の一日の業務は、商品の入荷から出荷まで、効率的かつ迅速に進められます。ここでは、DCで行われる典型的な一日の流れを詳しく見ていきます。 1. 商品の入庫 商品の入庫は、メーカーやサプライヤーから配送される商品を大型倉庫に受け入れるところから始まります。この段階で、事前に顧客から提供された商品情報や入庫日程を基にスケジュールが管理されており、保管スペースの確保や、スムーズな入庫作業が可能となります。 入庫作業では、商品が破損していないか、数量に誤りがないかを確認するための初期検査が行われます。この検品作業は、後の在庫管理や出荷の精度に直結するため、非常に重要なプロセスです。 2. 検品作業 次に、入庫された商品は、発注内容と合致しているか、数量や品質に問題がないかを確認するための検品作業が行われます。特にDCでは、大量の商品を効率的に管理するため、ハンディ端末などで検品作業を迅速に行います。 この段階で誤りが発生すると、後のピッキングや流通加工に大きな影響を与えるため、正確な検品が求められます。 3. 棚入れ作業 検品が完了した商品は、倉庫内の指定された棚に保管されます。ここでの正確な棚入れが、後のピッキング作業の効率を左右します。DCでは、棚入れの際に商品の位置や数量がリアルタイムでデータベースに反映され、常に正確な在庫状況が把握できるようになっています。 4. ピッキング・流通加工 ピッキング作業では、作業員が指定された棚から商品を取り出し、検品やラベル貼り、梱包などの流通加工を行います。この段階で、商品は顧客のニーズに応じた形で準備され、出荷の準備が整えられます。特に、DCでは、多様な流通加工に対応することで、顧客ごとの要望に応じたカスタマイズや複雑なオーダー処理が可能です。 商品の流通加工には、ラベルの貼り付け、商品セットの組み合わせ、特定のパッケージングなどが含まれ、これによって商品は最適な形で配送されます。DCの強みは、保管だけでなく、出荷前のこうした加工機能を備えている点にあります。 5. 出荷作業 最後に、出荷作業が行われます。ピッキングされた商品は、宛先ごとに仕分けされ、配送手配が行われます。ここでは、正確な配送伝票の発行や、商品が正しい配送ルートに乗せられるかの確認が行われます。 DCでは、顧客の要求に応じて柔軟な出荷管理が可能であり、大規模な大型倉庫であっても、効率的に配送スケジュールを組むことができます。これにより、商品の誤配送や納期の遅れを最小限に抑えることができます。 また、配送時には、出荷伝票と商品内容をダブルチェックし、ミスを防止しています。これによって、顧客は安心して商品を受け取ることができ、物流の信頼性が向上します。 ■DCのメリットとデメリット DC(ディストリビューションセンター)の運営には、メリットもあればデメリットも存在します。ここでは、DCを利用する際の主な利点と注意点を見ていきます。 ▸メリット 柔軟な在庫管理DCは商品を一時的に保管しながら、注文に応じて出荷準備を行うため、柔軟に在庫を管理することが可能です。これにより、季節商品や突発的な需要増加にも対応でき、顧客の要望に素早く応えることができます。 大量の商品保管が可能大型倉庫を持つDCは、大量の商品を一括で保管できるため、仕入れコストや物流コストを削減できます。また、一度に多くの商品をストックすることで、欠品のリスクを軽減し、機会損失を防ぐことができます。 出荷前の加工に対応DCは、単なる保管施設ではなく、商品に対して必要な流通加工も行うことができます。これにより、顧客に適した状態で商品を届けることができ、品質維持や付加価値の提供が可能となります。 効率的な出荷体制DCでは、商品を効率的に管理し、注文が入るとすぐに出荷できるため、納期の短縮が実現します。これにより、顧客からの信頼を高め、リピート注文につなげることができます。 ▸デメリット 高い運営コストDCの運営には、商品の保管、流通加工、定期的な棚卸しなど、様々な業務が必要であり、それに伴う人件費やシステム費用がかかります。特に、保管している商品の種類が多い場合、管理が複雑になり、人件費が増加する傾向があります。 定期的な棚卸し作業が必要大量の商品を保管するため、定期的な棚卸しが欠かせません。これには多くの時間とリソースが必要であり、特に商品の回転が早い場合、頻繁な棚卸しが発生し、業務負担が大きくなります。 スペースと設備の維持費大型倉庫を運営するDCは、広大な保管スペースを持っているため、施設の維持費がかかります。また、最新の在庫管理システムや物流システムを導入するための設備投資も必要です。 ■まとめ ▸神谷商店が考える物流業務の最適化におけるDCの役割 神谷商店が考えるに、物流業務の最適化には、DC(ディストリビューションセンター)を基盤にした運営が非常に重要です。DCは単に商品の保管をするだけではなく、流通加工やピッキング、そして最終的な出荷まで、すべての物流プロセスを一手に引き受ける役割を果たしています。これにより、企業は大量の商品を効率的に管理し、顧客のニーズに迅速に対応することが可能になります。 神谷商店では、物流センターを選定する際に、まず自社の業態や商品特性をしっかりと把握し、その上でDC、TC、PDCといった各センターの役割やメリットを検討することが、最適な物流戦略を構築するための鍵であると考えています。特に、DCを中心に据えることで、柔軟かつ効率的な在庫管理と迅速な出荷が可能となり、企業のコスト削減と顧客満足度向上につながります。 もし物流に関して課題や不安があれば、神谷商店はその豊富な経験を活かし、最適な物流ソリューションを提供します。物流業務のアウトソーシングや効率化をお考えの際は、ぜひ神谷商店にご相談ください。
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2024.05.21
| 物流センター
| EC物流
| DC倉庫
| 大型倉庫アウトソーシング
| 倉庫業
EC物流とは?失敗しないための方法と倉庫選びのポイントを神谷商店が徹底解説
EC物流は、効率的な在庫管理やスムーズな配送、迅速な返品処理など、顧客満足度の向上やコスト削減に直結する重要な要素です。 しかし、物流業務にはさまざまな課題が伴い、常に改善が求められます。 本記事では、ECサイト運営者に向け、物流のポイントや、倉庫の選び方、物流代行サービスの活用法について詳しく解説します。特に、これから変更を検討している方にも役立つ情報をお届けします。 ■はじめに、EC物流の種類とは? EC物流を成功させるには、まず物流センターの種類を理解することが重要です。大きく分けて、物流センターには次の3つのタイプがあります。 TC(トランスファーセンター)→在庫を持たず、入荷した商品をすぐに出荷する通過型の物流センター DC(ディストリビューションセンター)→在庫を持ち、簡単な流通加工や発送代行を行うセンター PDC(プロセスディストリビューションセンター)→DCよりも専門的な加工や商品管理を行う物流センター >>>TC・DC・PDCの倉庫についてメリットとデメリットを含め徹底解説!? ▸神谷商店が提供する物流センター 神谷商店は、DC(ディストリビューションセンター)としての運用を行っています。DCは在庫管理から発送、簡単な加工まで一貫して対応でき、EC物流において非常に効果的です。神谷商店の大型倉庫では、効率的な運用方法や課題解決に向けたアドバイスも行っており、EC物流を成功させたい方1人1人にあわせた最適なサービスをご提案しています。 ▸倉庫選びのポイント EC物流において、適切な倉庫を選ぶことは、事業の成功に直結します。倉庫選びで重視すべきポイントは次のとおりです。 在庫管理の効率性: 迅速なピッキングと正確な在庫情報を提供できるか コスト: 固定費だけでなく、流通加工や追加サービスにかかる費用も含めたコストメリットを確認 立地: 配送効率や顧客への到着時間を最短にする立地の選定が重要 サービスの柔軟性: 季節変動や販売量の増減に対応できる柔軟な倉庫運営を行っているか 神谷商店では、これらのニーズに応じたカスタマイズされた物流サービスを提供しています。 ▸料金とコスト削減のアドバイス 物流におけるコストは、EC事業における大きな課題です。神谷商店では、物流代行の活用によるコスト削減や、効率化の提案を行っており、個別のご相談にも柔軟に対応します。具体的な料金体系や運用コストに関する詳細は、ぜひお問い合わせください。 CONTENTS EC物流とは? EC物流の基本的な概念とその役割について解説 EC物流の流れと大型倉庫アウトソーシングのポイント 受注処理から商品配送、返品処理まで、EC物流の全体の流れを詳しく説明 EC物流の課題と大型倉庫の解決策 急増する注文に伴う在庫管理の複雑化や、配送スピードとコストの最適化、返品対応 など、EC物流が直面する代表的な課題について解説 EC物流における倉庫の選定ポイント 物流倉庫の選定時に考慮すべき要素、例えば在庫量や商品の種類、 発送頻度、立地条 件、設備などを解説 ECをアウトソーシングするメリットとは? コスト削減、リスク回避、専門知識の活用など、物流業務をアウトソーシングする ことのメリットを紹介 ECをアウトソーシングするデメリットとは? 自社にノウハウが蓄積されにくい、出荷数が少ない場合のコスト負担など、アウトソ ーシングに伴うデメリットについて解説 本記事のまとめ 今後のEC物流における需要の増加と、それに伴う物流戦略の重要性をまとめ、神谷商店 のサービスの提案を再確認 ■EC物流とは? EC物流とは、ECサイト運営における「入荷」「保管」「出荷」「配送」などの物流業務全般を指し、効率化や顧客満足度の向上、コスト削減に大きく貢献する重要な要素です。EC事業において、受注処理から商品の入荷・検品・保管、出荷準備、発送、配送、さらには返品処理までの一連の工程が含まれます。これらの作業を適切に管理することが、ECサイト運営の成功に直結します。 EC物流を最適化することで、配送スピードの向上やコスト削減が実現し、顧客満足度を大幅に向上させることができます。特に、物流業務をアウトソーシングすることで、発送代行や専門的な物流サービスを活用し、業務効率を高めることが可能です。 物流業務に関する専門知識は、神谷商店にお任せください。お客様が本業に集中できる環境を提供することで、生産性を向上させ、結果としてEC事業全体の効率化と顧客満足度の向上につながると考えています。 EC物流に関するお悩みや改善方法については、ぜひ神谷商店へご相談ください。 ■EC物流の流れと大型倉庫・アウトソーシングの活用 ECサイト運営では、商品のスムーズな流れを確保することが、顧客満足度を向上させ、ビジネスの成功に直結します。ここでは、受注処理から配送、返品対応までの各工程を詳しく解説し、大型倉庫物流センターやアウトソーシングを利用した神谷商店の効率化事例を紹介します。 1. 受注処理 受注処理は、顧客からの注文を受け付け、商品手配を開始する重要なステップです。注文内容や配送方法、支払方法を確認し、必要な書類を作成します。このプロセスは基本的にお客様側が行う業務です。 2. 商品の入荷・検品・保管 商品が物流倉庫に入荷すると、数量や品質を確認し、巨大倉庫で適切に保管されます。正確な検品と効率的な保管は、後続の工程に大きく影響するため非常に重要です。神谷商店では、大型倉庫を活用し、多品種少量の商品管理を効率化しています。 3. 出荷準備・発送 出荷準備では、注文された商品をピッキングし、適切に梱包します。その後、物流センターを通じて迅速な配送が行われます。 4. 配送 配送は運送会社が担当し、商品を顧客のもとに届けます。この工程では、配送のスピードと正確性が重要であり、物流アウトソーシングを活用することで、配送効率が大幅に向上します。 5. 返品処理 返品や交換に関する処理も重要な工程です。顧客対応の迅速さが満足度に直結するため、正確かつ迅速な返品対応が求められます。 ▸顧客満足度の向上と物流最適化 神谷商店では、大型倉庫物流センターを活用し、効率的な商品管理を行っています。特に、返品や問い合わせ対応を迅速に行うことで、顧客満足度の大幅な向上を実現しています。 ■EC物流の課題と大型倉庫の解決策 近年、EC市場の拡大に伴い、個人から企業まで多くのプレイヤーがオンライン販売に注力しています。しかし、その急成長により、EC物流には多くの課題が生じています。ここでは、代表的な課題と、大型倉庫やアウトソーシングによる解決策を紹介します。 1. 急増する注文数による在庫管理の複雑化 EC市場の成長に伴い、注文数が急増し、在庫管理が一層複雑化しています。特に、多品種少量生産を行う企業では、在庫過剰や誤配送のリスクが高まります。大型倉庫物流センターを活用し、在庫管理の効率化を図ることが解決の鍵となります。 2. 配送スピードとコストの最適化 顧客の期待に応えるためには、迅速な配送が必要です。しかし、配送コストの増加やトラック不足といった問題が立ちはだかります。巨大倉庫やアウトソーシングを活用し、物流ネットワークを最適化することが求められます。 3. 返品処理と顧客サポートの充実 ECサイトにおいて、返品対応は避けて通れません。返品処理が滞ると、顧客満足度が低下する恐れがありますが、物流倉庫と連携したアウトソーシングサービスの利用により、神谷商店はこれらの課題に対応し、業務負荷を軽減しています。 ▸物流倉庫とアウトソーシングの有効活用 これらの課題を解決するためには、大型倉庫物流センターや物流アウトソーシングの活用が不可欠です。神谷商店では、これらを効果的に利用することで、EC物流の業務負荷を大幅に軽減し、顧客満足度の向上に成功しています。 4. EC物流の改善ポイントと大型倉庫・アウトソーシングの活用 EC物流におけるさまざまな課題を解決するためには、具体的な改善策が必要です。ここでは、物流倉庫の仕組みや大型倉庫物流センターの活用を通じた神谷商店の取り組みを交え、各課題に対する改善ポイントを紹介します。 ▸在庫管理の複雑化に対する改善ポイント 物流代行サービスの活用 神谷商店では、専門的なアウトソーシングサービスを提供し、在庫管理を効率化します。当社のノウハウに基づき、正確な在庫情報をお客様がリアルタイムで把握できる環境を整えています。 在庫管理システムの導入 当社独自のWMS(倉庫管理システム)を導入し、在庫の一元管理を実現しています。これにより、巨大倉庫で保管される商品の在庫状況を効率的に把握し、在庫管理の複雑化を解消します。 ▸配送スピードとコストの最適化に対する改善ポイント 発送代行サービスの導入 神谷商店では、物流倉庫を活用し、配送代行業者を厳選することで、効率的な配送ネットワークを構築しています。これにより、配送スピードを向上させ、顧客満足度を高めます。 コスト管理の最適化 複数のお客様の配送を代行することで、配送コストを抑えつつ、配送オプションの多様化を実現。最適なコストパフォーマンスを提供します。 ▸返品処理と顧客サポートの充実に対する改善ポイント 返品処理代行サービスの利用 当社のアウトソーシングサービスにより、返品処理を迅速かつ正確に対応。お客様の商品を当社で保管し、ご依頼に応じて処分や再出荷を行うことも可能です。 ■EC物流における倉庫の選定ポイント EC物流を成功させるためには、適切な物流倉庫の選定が重要です。ここでは、倉庫選びの際に考慮すべきポイントと、神谷商店が考える最適な大型倉庫物流センターのメリットを紹介します。 1. 在庫量や商品の種類 物流センターが扱える在庫量や商品の種類を確認することが重要です。神谷商店では、危険物以外のほとんどの商品を保管可能で、広大な巨大倉庫を利用して、常温・常湿で安全に保管します。お客様のニーズに合わせた柔軟な保管が可能です。 2. 発送頻度や配送先 商品の発送頻度や配送先に応じた物流センターの選定も重要です。当社の物流倉庫では、利用運送や路線便などをフル活用して迅速な発送代行を行い、顧客ニーズに合わせた柔軟な配送スケジュールを提供しています。 3. 倉庫の立地条件 倉庫の立地条件は、物流効率に直結します。神谷商店の物流センターは東名高速浜松ICから車で10分にあるため、全国への配送が効率的に行えます。さらに静岡県浜松市は日本のど真ん中にあたりますので交通の便や物流インフラの整備も万全で全国発送に向いている地域でもあります。 4. 在庫管理システムなどの設備 当社では、独自のWMSを導入しており、入荷・出荷報告や在庫管理を迅速かつ効率的に行うことが可能です。このシステムはカスタマイズ可能で、お客様の要件に応じた柔軟な対応が可能です。(要別料金) WMSの導入により、在庫管理の精度が向上し、サービス提供の効率が劇的に改善されます。 ■EC物流をアウトソーシングするメリット 神谷商店に物流をアウトソーシングすることで、以下のような3つの大きなメリットがあります。大型倉庫物流センターやアウトソーシングの活用によって、コスト削減やリスク回避、専門知識の活用が可能です。 1. コストを削減できる 自社で倉庫を運営する場合、倉庫の維持管理や人員の確保、安全管理に多額のコストがかかります。しかし、神谷商店の物流倉庫を利用することで、これらの経費を大幅に削減することができます。巨大倉庫や物流センターを活用することで、保管や運送のコストも効率的に抑えることが可能です。 2. リスクを回避できる 商品の保管や配送中のトラブルは、事業運営におけるリスクとなります。例えば、配送中に商品が破損した場合、自社で対応する際には補償が必要ですが、神谷商店では保険に加入しており、その保険で補償を行うことができます。これにより、リスクを最小限に抑えながら運営できます。 3. 専門的な知識を活用できる 神谷商店は、物流と配送に関する豊富な知識と経験を持っています。特に、複雑な配送ルートや在庫管理において、その専門知識が役立ちます。物流アウトソーシングを通じて、柔軟な入出荷や効率的な在庫管理が可能となり、業務の効率化と顧客満足度の向上を実現します。 ■EC物流をアウトソーシングするデメリット 物流業務を大型倉庫物流センターにアウトソーシングする際には、以下のデメリットも考慮する必要があります。 1. 自社にノウハウが蓄積されづらい EC物流の業務を外部の物流倉庫にアウトソーシングすることで、物流に関するノウハウが自社に蓄積されにくくなる可能性があります。将来的にアウトソーシングをやめて自社で物流運営を行おうとした際に、ノウハウや経験が不足しているため、自社での運用が難しくなることが考えられます。 しかし、物流業務をアウトソーシングすることで、物流に関する煩雑な業務から解放され、自社リソースを他の重要な業務に集中させることが可能です。結果的に、効率の向上や売上アップにつながることも期待できます。 2. 出荷数が少ない場合はコストが高くなりやすい 出荷数が少ない場合、物流業務のアウトソーシングは割高になることがあります。初期費用や管理費は、出荷数が増えるほど1アイテムあたりのコストが下がるため、出荷数が少ない場合は相対的に負担が大きくなります。 神谷商店では、お客様のニーズに合わせたコストプランを提案し、将来的な運用方法についても一緒に最適な解決策を検討していきます。物流センターと連携して、最も効率的な運用を目指しましょう。 ■本記事のまとめ オンラインショッピングの需要は今後も大きく増加していくことが予想され、それに伴ってEC物流の重要性もますます高まっていきます。ECビジネスを成功させるためには、効率的な物流体制の構築が不可欠です。そのため、企業が自社の運用ニーズに最も適した大型倉庫や物流センターを選定し、適切な物流戦略を採用することがビジネスの成長に直結します。 神谷商店株式会社では、広大な巨大倉庫を有し、EC事業者の皆様に最適な物流ソリューションを提供しています。当社の物流センターは、保管スペースの提供に加え、流通加工、ピッキング、梱包、さらには発送代行まで、幅広いサービスを取り揃えています。これにより、企業は自社で物流倉庫を所有・運営する負担を軽減し、効率的な物流管理を実現することが可能です。 また、物流アウトソーシングを活用することで、企業は専門知識を持った業者のノウハウを利用し、配送スピードの向上やコスト削減を図ることができます。特に、大型倉庫物流センターを通じた効率的な在庫管理や迅速な配送は、顧客満足度の向上に大きく寄与します。こうした物流業務の最適化により、企業はコアビジネスにリソースを集中でき、全体的なビジネスの成長を促進することができるのです。 EC物流における巨大倉庫や物流センターの導入を検討している企業様には、ぜひ神谷商店にご相談いただきたいと思います。当社は、お客様のニーズに合わせたオーダーメイドの物流ソリューションを提供し、ビジネスのスムーズな運営と成長をサポートいたします。最適な物流倉庫の選定やアウトソーシングの導入についてお考えの際は、ぜひお気軽にご連絡ください。
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2024.05.21
| 物流倉庫 アウトソーシング
| 運用について
| 梱包業
| 物流センター
| 倉庫業
流通加工の現場~箱物梱包編~
■はじめに 大型倉庫を持つ物流センターで、梱包から流通加工、さらには出荷代行まで幅広いサービスを展開。今回は、特に大型倉庫アウトソーシングとしてお客様のニーズに応じたダンボール箱物の梱包業務に焦点を当て、その工程を詳しく解説していきます。 特殊なサイズや重量物も含む大規模な梱包がどのように行われるか、5つのステップに分けてご紹介します。 1. 梱包前準備作業 2. 製品確認業務 3. 梱包用外箱作成 4. 荷の取り扱いについて 5. 製品梱包 6. まとめ 1.梱包前準備作業 梱包業や梱包業務代行を行う際は、最初に入念な準備が欠かせません。梱包作業に入る前に、お客様との打ち合わせを通じて、以下の内容を確認します。 ①梱包する製品のサイズと重量の確認 ②梱包資材の選定と調達 ③梱包方法や緩衝材の選択 ④梱包資材メーカーとの交渉 今回梱包する製品は、縦100cm、横250cm、高さ70cmで、重量はなんと約30kgです。通常の段ボールサイズが160サイズ※1程度ですので、今回の製品は非常に大きく、特に梱包業務としては高度な対応が求められます。大型製品や特殊サイズの製品の梱包には、多くの注意点があり、適切な梱包資材や方法を選ばなければなりません。 ※1 ダンボールの「160サイズ」とは、ダンボールや宅配便のサイズ規定において使われる基準の一つです。日本の宅配便(例: ヤマト運輸や日本郵便)では、縦・横・高さの3辺の合計が160cm以内の箱を「160サイズ」としています。 具体的な大きさの例としては、以下のような寸法が考えられます ・縦50cm × 横60cm × 高さ50cm = 160cm ・縦70cm × 横60cm × 高さ30cm = 160cm 当社では、基本的にお客様のニーズに基づき、最適な梱包資材を選定します。 これが梱包業代行の大きな強みです。梱包業務のプロフェッショナルである神谷商店では、適切な資材を用いることで、製品を安全に輸送できるような万全の準備を行います。 さらに、資材調達においてはコストの最適化も重視しており、資材メーカーとの交渉により、品質とコストのバランスを取ることが可能です。 神谷商店では、梱包業や梱包業代行として、さまざまな業種のお客様に対応しています。 2. 製品確認業務 次の工程は、製品の確認です。梱包前に行うこの確認作業は、梱包業務代行において極めて重要な役割を果たします。お客様から預かった製品に、キズやへこみ、その他の外的ダメージがないかを目視で確認します。さらに、製品仕様書(指示書)に基づいて、付属品の種類や数量を正確に確認します。 この確認作業は、単に製品の状態をチェックするだけではありません。不具合や不足が発見された場合、当社はお客様に速やかに報告し、問題を解決します。自社判断ではなく、常にお客様とコミュニケーションを取りながら進めることで、トラブルを未然に防ぎます。製品確認業務は梱包業代行の一環として、梱包の質を保つために欠かせない工程です。 3. 梱包用外箱作成 製品確認が完了したら、いよいよ梱包業の核心である外箱作成に進みます。神谷商店では、通常サイズの段ボールから特殊サイズまで、あらゆるタイプの梱包用外箱をメーカーと打合せを行いユーザーニーズに合った外箱を提案しています。 今回のような大型製品の場合、お客様との事前の打ち合わせに基づき、特別な段ボール箱を作成します。 ※強度、サイズ、耐水性など 梱包用の外箱は、下部、中段、蓋パーツといった3つのパーツで構成され、それぞれ慎重に組み立てられます。当社では、特に重量物や大型サイズの製品を扱う際には、2名体制での作業を行います。蛇足ではありますが、梱包業務だけではなくその後の保管まで考えると、フォークリフトの使用を考慮した外箱作成が求められます。 そうして作成された外箱に安全かつ効率的に梱包・荷役・保管が行えるように工夫することで、梱包だけではなくその先の業務の効率化という付加価値を創出しています。 つぎに、段ボール中段パーツの組み立てには、ダンボール用ビスを使用します。 ここでも慎重に位置を決め、間違いなくビス止めを行わなければなりません。 ビスの位置がずれてしまうと、外箱に不要な穴が開いてしまいます。 さらに外箱の見た目がわるくなったり、強度に問題が生じたりします。 こうした技術的なポイントにも梱包業のノウハウが生かされています。 4. 荷の取り扱いについて 製品の取り扱いも梱包業務の一環として、特別な注意が必要です。梱包する製品が大型で重量物の場合、単に人力で運ぶだけでなく、必要に応じてホイストクレーンを使って慎重に動かします。 今回の製品は約30kgの重量があるため、2名体制で作業を進めます。商材によって適切な人員配置をすることでコストメリットを生み出します。 そういった無駄の出ないようにすることも当社の技術や経験に基づいたノウハウによるものです。 そして製品を外箱に設置する際には、製品がキズつかないように緩衝材を使用します。緩衝材は製品の形状や性質に応じて選定され、外箱内部で製品がしっかりと固定されるように設置します。この工程は、製品の輸送中の安全性を確保するために非常に重要です。当社の梱包業代行では、製品の性質や輸送環境に応じた最適解をユーザーに提供します。 5. 製品梱包 いよいよ最終工程である製品梱包に進みます。梱包業では、この最後の工程が特に重要です。以下の手順に従い、確実な梱包が行われます 製品の最終確認 付属品の設置 緩衝材の設置 製品の固定 外観チェック 蓋パーツの設置 完成 最初に、製品にキズや不具合がないかを再度確認し、付属品を設置します。その後、緩衝材を適切に配置し、製品が外箱内部で動かないようしっかりと固定します。 これには、熟練したロープワークが必要です。当社の梱包業務代行では、作業者が厳格なロープワークの訓練を受けており、製品が安全に固定されるよう工夫されています。 最後に外箱の蓋パーツを設置し、PPバンドでしっかりと荷締めを行います。このとき、外箱が破れないように保護材を挟みながら作業します。こうした細かな配慮が、当社の梱包業の高品質なサービスを支えています。 6.まとめ 今回の解説では、特殊サイズの製品に対する梱包業務代行の具体的な流れをご紹介しました。当社の大型倉庫アウトソーシングでは、お客様のビジネスニーズに応じた柔軟な対応が可能です。梱包作業だけでなく、流通加工や出荷代行まで一貫して対応できるため、物流の課題解決に貢献します。 大型製品の梱包や特殊サイズの対応でお困りの方、また梱包作業をアウトソーシングしたい方は、ぜひ神谷商店にご相談ください。私たちは、梱包業のプロとして、お客様のビジネスを強力にサポートさせていただきます。
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2024.05.10
| FUSE
| イベント参加
| 倉庫業
会社のハンコをレーザー加工機で自分で作った!
・自分でデータから作成!作成データを精密に表現できる! ・アクリル、ABS樹脂、木材、ゴム、紙、布、コルクなど多様な素材に対応可能。 ・イラストレーターなどAI形式やSVG形式でデータ化できればよいので表現を具現化しやすい! ・企業ロゴや一言分などを入れることでブランディングしやすい!等 私(ブログ筆者)は現在 浜松にあるZAZAシティB1FにあるFUSEの中ではたらいてます!! FUSEというのはコワーキングスペースとしてだれでも(会員になる必要あり) 利用できるフリースペースとなっております(宣伝) そんな中で私は、普段から提案書を作成したり営業活動をおこなったりお客様を迎え打合せをしたりしています。 そのスペースの中で工作施設(FABスペース)があるんですが、月に1回程度イベントをおこなっており今回は社印の作成だったので興味も手伝い即応募!! 安易に応募して、「自分でオリジナルの社印を作って会社で自慢するぞー!」 といきこんだのもののどうやって作るんだろう?とすぐさま試案。 そうすると、参加詳細の中に印判のデータは自分で事前に作成 さらにデータはAI形式orSVG形式で作成となっているじゃないですか!! 素人の私にはAI?SVG??なんじゃそれ???状態・・・・・ しかし現代はインターネットで検索すればなにかと出てくる時代! なんと神谷商店で検索をすれば当社のホームページがみれます!!! と話題がそれてしまいましたが(笑) そして検索した結果AI・SVG形式とはイラストレーターなどのツールで作成したデータということがわかりました!! イラストレーターは有料ですが無料のインクスケープでも十分作成できることが分かり早速作成!!! 上記画像はインクスペース作成画面です ない知識を振り絞り第一段階は、なんとか完成・・・ そしてデータをFUSE担当者様に送付っ! すると返事が・・・・ 「文字がアウトライン化されていないので、このままだと印刷時に文字ずれが起きてしまうのでアウトライン化してください」 「??アウトライン化とは??なんでしょう??」 とすずめのような声で質問すると 「アウトライン化の簡単な方法をメールでおくりますねー」 と神の声が!!! そしてすぐさま送られてくるメール! 電話が終わってから30分もたってないよ!! めちゃくちゃ早いレスポンス!この姿勢はみならわなくては!!!! ※神谷商店では大型倉庫物流アウトソーシングや梱包代行のお問合せや大型倉庫保管・大型倉庫物流センターをお探しのお客様へ素早いレスポンスで対応いたします。 そして早速メールを確認し、レッツトライ!! 上記画像はインクスペース作成画面です なにやらさっきまでとは違い文字にものすごく多い四角がつくように・・・・・ これでいいのか??とおもいつつ再度FUSEご担当者様へ送付 「データ入稿OKでーす。」 ほっと一安心・・・そして作成当日・・・・・ 参加者は私を含め5人、軽く自己紹介をすませ・・・いざ作成の時!!! レーザー加工機のタイプはCO2レーザー、ファイバーレーザー、YAGレーザーといろいろあるらしい・・・ 今回使用するのは「TrotecSpeedy300」という機械でこのタイプはCO2加工機になります。 CO2レーザーはレーザー光線に二酸化炭素を利用しています。ほかのレーザータイプと比べ本体価格が安価で、レーザー加工機の中では最も多く利用されています。 また、アクリル、木材、皮革、生地、紙など多くの素材に対応していますが、反射が強い金属、鏡などには向かない弱点もあります。 メリットとデメリットの清濁をあわせもちより多くのメリットで使用する人を満足させる・・・・ 当社の大型倉庫アウトソーシングも、お客様がかかえるデメリットを多くのメリットをご提案し改善する。 要は使いようということですね! またまた脱線しましたが、機械の使用方法を事細かく教えていただいて事前に入稿していたデータをうけとり・・・・ 持ちての木を選んだら実際にデータを確認し最終調整をおこない・・・ TrotecSpeedy300の設定を完了させ・・ 今回のハンコの材料を加工機にセット!!! (今回はゴム印なので素材はゴム!!!) セットしたらあとは切り出し位置をきめて、実行ボタンを押すのみ!!! ポチッ! ジー・・ジジジーッ レーザー加工をじっくり見ると・・・・ だんだんとゴム板の上に浮かび上がってくるハンコの印面・・・・ んーっ!なかなか感慨深いものがありますね! そして切り出しが終われば、印面が粉だらけになっているのでブラシやふでなどでやさしく粉を水あらいで落としていき・・・ 印面の完成!!!!!! (奥に見えるのはハンコの持ち手部分です) ここまででも相当時間がかかりましたよ! 30分ですよ!30分!!! え?はやいですか??? ここまでくれば完成まではあと少し!持ちてにもレーザー加工機で焼き入れをして・・・ (写真撮り忘れました・・・・) 持ちてに蜜蝋をたっぷりとぬって・・・ 社印の完成です!!!! 試し押しをして、しっかりと文字がつぶれてないことを確認・・・・ 細かい文字までしっかりくっきりとうつっている・・・ 感動!!!! ほかの4名もしっかりとハンコができているか確認し、全員がしっかり完成しました!! こうして出来上がったハンコを当社の役員に使っていいか確認し、後日OKがでたので今後はこのハンコを使っていきます!!!(営業部用として) 今回は、普段私が滞在しているFUSEにて行われているイベントに参加したよ!というお話でした。 実際いろいろなことを知り、行動することでお客様へのいろいろな面からのアプローチができると当社では考えています。 何事もしっかりと学び、行動し・・・ 大型倉庫物流センターとして、梱包代行として進化してまいります。
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2024.04.30
| 倉庫業
| 大型倉庫
| 水上バイク
| 特殊貨物
陸で水上バイクが浮く!倉庫物流センターのテクニック
水上バイクを陸で保管!!驚きの荷下ろし方法!!? #大型倉庫物流センターの驚きのテクニック!こんなことが出来る倉庫ならアウトソーシングしたい!? この記事では、 ㈱神谷商店は日本でも数少ない水上バイクの荷役が行える大型倉庫物流センターです。その驚きの荷下ろし方法について詳しくご紹介します。また、大型倉庫の利用料金に加えて、大型倉庫のアウトソーシングサービスも提供していますのでお問合せお待ちしてます! ▶水上バイク荷下ろし編 水上バイクですが、まず弊社の物流センターへ40ftコンテナで陸上輸送で入庫します。 コンテナにはコンテナナンバーと封印しているシール(鍵みたいなもの)に、番号がついているので、入庫情報と一致するか確認を行います。 (この確認作業自体は、デバンニングができる物流センターや倉庫では一般的に行われています。) その後入庫コンテナと情報が一致すればシールを専用のシールカッターと呼ばれる工具で切断します。 切断したシールは2度と使えませんし業者が開封した証拠にもなります。 シールカットあとにコンテナを空けていくわけですが、ここで神谷商店では一工夫! 必ずセーフティーベルトを装着してからコンテナを開きます! ここ重要!! 神谷商店ではコンテナ内部の荷崩れによる労働災害防止のために必ずセーフティベルトを装着してからコンテナの扉を開けていきます。 そのあと、荷崩れがないか少しだけ扉を開けて中をのぞきます。この時セーフティベルトがないと、扉側で荷崩れが発生した場合荷物が押し出されて荷物の下敷きになる可能性があります。 セーフティベルトは荷崩れ事故を未然に防ぎ作業者の命を守ってくれます。 弊社では、倉庫業・物流センターとして安全第一をあたりまえ品質として日々業務をおこなっています。 安全が確認できたらコンテナの扉を開けプラットフォームとコンテナをドッキングさせます。 ドッキングさせることで、フォークリフトがコンテナ内部に入れるようになります。 仮設プラットフォームで効率的に運用しています。 弊社は敷地がひろい巨大倉庫の為このような運用ができます。 ドッキングさせたあと、トラックから転倒防止用の足を出してもらい荷下ろしスタートです! スロープを駆け上がり・・・ 荷を止めている固定具をはずしコンテナ内部に進入して・・・ ここで、弊社リフトマンの腕の見せ所です!! 水上バイクを荷役しコンテナ内部からリフトでコンテナ外部へ荷を出します。 この時なんと水上バイクとコンテナ天井の隙間が一番狭いところでなんと5mm未満なのです。 神業ポイント!! 神谷商店では特殊技術が必要な商材は免許制度を導入しており、リフトの免許を持っているからといって水上バイクや船などは荷役作業ができない管理ルールになっております。 その為、専門性が増し荷物の安全が守られるというわけです! このルールは、弊社独自のルールとなっており、お客さまがアウトソーシングを考えられるうえで安心していただけるポイントとなっております。 危険なポイントをクリアして、コンテナから水上バイクを取り出します。 当然、このままスロープから降りることが出来ないので一工夫。 いったんホームへ仮置きします。 プラットホームについている落下防止柵は外すことができるので、横から別のリフトで作業できるように改良しております。 実は・・・・ 水上バイクは1つの商材につき長さが3メートルを超えてくる商材となります。 通常の倉庫では荷扱いが困難でなかなか取り扱いが難しくなっております。 神谷商店では、物流の要となるべく他社では取り扱いが困難な商材でも取り扱うことが出来る倉庫として皆様に貢献できると自負しております! (敷地が広い大型倉庫なのでどのような商材にも対応できる物流センターとして対応いたします) 話がそれましたが荷下ろし作業としては、まず作業者Aがコンテナから水上バイクを取り出し、作業者Bが仮設プラットホームから水上バイクを下ろす。 コンテナ内部の水上バイクがすべてコンテナ外部に出るまで同じ作業を繰り返します。 そのような流れでコンテナからすべての水上バイクを取り出します! 簡単なように見えますが、一つ一つ安全に気を付け作業をおこなっております。 すべて降ろし終わったら、コンテナとホームのドッキングを解除! (手動なので非常に重い・・・) 解除のあとは・・・ お世話になったコンテナの内部をきれいに清掃します。 商材にも資材にも工具にも感謝です! 弊社では、コンテナ内部のゴミやホコリ、粘着テープなどを除去しドライバー様に確認をしてもらいOKが出れば掃除は完了です!!! あたりまえのようでなかなかあたりまえにできないことを弊社では物流センターとしてのプライドをもって実施しています。 最後に、ドライバー様にコンテナの扉を閉めてもらい確認作業(残っている荷物がないか)をおこなえば作業完了となります!!! 今回は水上バイクの荷下ろしを紹介させていただきました。 こういった形で海上コンテナをつかい水上バイクが運ばれてきます。 弊社物流センターに運ばれてきた水上バイクは一度保管させていただき次にアッセンブリを行い日本国内の市場に出荷されていきます。 ▶まとめ 水上バイクのような特殊な貨物も神谷商店独自のクオリティで安全安心していただけるよう業務を行っております。大型倉庫値段、価格で悩まれているかたや 他の倉庫で嫌がられる、断られたそんな経験があったら 是非一度神谷商店にお声がけください! 最高のパフォーマンスでお悩み解決させていただきます! また、弊社倉庫の見学会(予約制)を行っております。巨大倉庫や物流センターまた特殊商材の荷下ろし方法など気になる方は、下記よりお問合せください。 お問合せフォーム:https://www.kamiyashouten.com/contact.php 担当者メール:h-yasuda@kamiyashouten.com お手数ですが、必ず「倉庫見学希望」と記載の上ご送信ください。確認後弊社物流センター担当者から見学可能日のご返信をさせていただきます。
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