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配送とは?意味・流れ・種類をわかりやすく解説|物流・EC配送の基本

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配送とは?意味・流れ・種類をわかりやすく解説|物流・EC配送の基本
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配送とは?かんたんに言うと「荷物を届ける仕事」

配送とは、荷物を指定された場所へ届けることを指します。たとえば、ネットショップで注文した商品が自宅に届くのも配送ですし、メーカーから店舗へ商品が運ばれて店頭に並ぶのも配送です。つまり配送は、物流の中でも「お客様の手元に届く最終工程」に近い、とても重要な役割を担っています。

物流の現場では「配送=トラックで運ぶこと」と思われがちですが、実際にはもっと幅広い意味があります。配送は単に荷物を運ぶだけでなく、納期を守ること誤配送を防ぐこと破損や汚損を出さないことなど、品質管理まで含めた“届ける仕事全体”を指すケースが多いです。特にEC物流では、配送品質がそのまま顧客満足度に直結するため、「配送が強い会社=信頼できる」と判断されることも少なくありません。

また、配送は倉庫内作業とも深くつながっています。たとえば、ピッキングミスや検品漏れがあれば、正しい荷物が配送されずクレームにつながります。梱包が弱ければ、配送中に破損してしまうこともあります。つまり、配送はトラックの工程だけでなく、出荷作業・梱包作業・在庫管理などの前段階の精度が大きく影響する工程です。

配送の役割は「届ける」だけじゃない

配送が担う役割は、単に荷物を運ぶことだけではありません。たとえば以下のように、配送には“ビジネスの信用を守る役割”もあります。

  • 注文通りの商品を届ける(誤配送ゼロ)
  • 期日までに届ける(納期遵守)
  • 破損せずに届ける(配送品質)
  • 受け取りやすい形で届ける(置き配、時間指定など)

特にBtoCの宅配便では、配送の印象がそのまま「ショップの印象」になることがあります。配送が遅れたり、梱包が崩れていたりすると、購入者は配送会社だけでなく販売元にも不満を感じやすいからです。逆に言えば、配送を安定させることで、ショップのリピート率や評価にも良い影響が出ます。

物流の中での「配送」の位置づけ

物流の流れは一般的に、以下のように進みます。

物流工程内容配送との関係
入荷商品を倉庫に受け入れる入荷ミスがあると誤出荷→誤配送につながる
保管在庫管理・ロケ管理在庫のズレが配送トラブルの原因に
出荷ピッキング・検品・梱包出荷品質が配送品質を決める
配送お届け先へ輸送・配達最終的な顧客体験に直結する

このように配送は、物流全体の最後に位置する工程です。だからこそ配送の段階で問題が起きると、取り返しがつきにくくなります。出荷後に誤配送が発覚した場合、再配送や返品対応が必要になり、送料・作業コストが大きく増えてしまいます。配送トラブルは、現場の負担だけでなく、会社の利益にも直接影響します。

配送の対象は「個人」だけではない

配送というと個人宅への配達を思い浮かべる方が多いですが、実際には配送の対象は幅広く存在します。

  • 一般消費者へ届ける(BtoC配送)
  • 店舗へ納品する(店舗配送)
  • 工場へ資材を運ぶ(BtoB配送)
  • 倉庫から倉庫へ移動する(拠点間配送)

物流倉庫の現場では、BtoBとBtoCの配送が混在することもよくあります。たとえば同じ商品でも、ECの注文分は宅配便、店舗向けは路線便、といった形で配送方法が変わります。配送設計が複雑になるほど、倉庫側の出荷オペレーションも整理が必要になり、WMSなどのシステム活用が重要になってきます。


配送の流れ(物流の全体像)を図解イメージで理解しよう

配送を正しく理解するためには、「配送だけ」を切り取って考えるのではなく、物流全体の流れの中で配送がどこに位置しているかを把握することが大切です。配送とは、物流の最終工程に近い部分であり、そこまでの作業(入荷・保管・出荷)がスムーズにできていなければ、配送品質も安定しません。

特にEC物流では、配送の遅延や誤配送が起きると、購入者の満足度が下がり、ショップ評価にも影響します。配送の現場だけで頑張っても、倉庫側の出荷が遅れていれば、配送は間に合いません。だからこそ、配送の流れを理解することは、物流倉庫を運営する側にとっても、倉庫を探している企業側にとっても重要なポイントになります。

配送は「出荷後」から始まるわけではない

よくある誤解として「配送=トラックに積んでから始まる」という考え方があります。しかし実際は、配送トラブルの多くは倉庫内作業の段階で“芽”が生まれています。

たとえば、ピッキングミスで別商品が混ざっていた場合、配送は正しくても結果は誤配送です。梱包が弱く、箱の強度が足りないと、配送中に破損が起きてしまいます。ラベルの貼り間違いがあれば、配送先が入れ替わることもあります。つまり配送の成功は、倉庫内の検品・梱包・ラベル作成・出荷準備の精度でほぼ決まる、と言っても過言ではありません。

配送は「運ぶ仕事」であると同時に、出荷品質を届け先まで守る仕事でもあります。


物流全体の流れ(配送までの道のり)

物流の基本的な流れを、配送まで含めて整理すると次の通りです。

ステップ作業内容現場でのポイント
①入荷商品が倉庫へ届く数量・品番・ロット確認、入荷検品
②保管棚入れ、在庫管理ロケ管理、先入れ先出し、在庫差異防止
③受注注文データを受け取るシステム連携(ECカート/OMS/WMS)
④ピッキング商品を集める誤ピック防止、動線設計
⑤検品注文通りか確認バーコード検品、ダブルチェック
⑥梱包梱包資材に詰める緩衝材、箱サイズ最適化、破損防止
⑦出荷送り状貼付・仕分けラベルミス防止、配送会社別仕分け
⑧配送輸送・配達納期遵守、時間指定、追跡管理

この流れを見るとわかる通り、配送は「最後の1工程」ではありますが、配送の前段階には多くの作業が積み重なっています。配送の遅延が発生した場合、配送会社だけが原因ではなく、倉庫側の出荷遅れが原因となっているケースもよくあります。


入荷→保管→出荷が整うと配送が安定する

配送を安定させるには、倉庫の中で「正しく保管され、正しく出荷できる状態」を作ることが必要です。

たとえば在庫管理が曖昧な倉庫では、出荷時に商品が見つからず、探す時間が発生します。その結果、出荷が遅れ、配送に間に合わなくなります。逆に、ロケーション管理が整っていて、WMSで在庫が見える化されている倉庫では、ピッキングが早く、検品もスムーズです。出荷が安定すれば、配送も自然と安定します。

EC物流でよくある「当日出荷」や「翌日配送」は、配送会社の努力だけでは成立しません。倉庫側が締め時間(カットオフ)までに出荷を完了できる体制があってこそ、配送のスピードが実現できます。


EC物流では「配送=顧客体験」になる

EC物流における配送は、単なる輸送ではなく、顧客体験そのものです。購入者は商品を手に取るまで不安を感じやすく、「いつ届くか」「追跡できるか」「梱包は丁寧か」といった点が評価につながります。

特に最近は、配送の選択肢も増えています。

  • 置き配
  • 時間指定
  • コンビニ受け取り
  • 営業所受け取り
  • 当日配送、翌日配送

これらに対応するには、倉庫側での出荷オペレーションと配送設計がセットで整っている必要があります。配送を強化したい場合、配送会社を変えるだけではなく、倉庫の出荷体制・検品精度・梱包品質を見直すことが最短ルートになることも多いです。

配送の種類(ルート配送・宅配・チャーター便など)

配送とひとことで言っても、実はさまざまな種類があります。荷物の量・納期・届け先の数・配送エリア・コストなどによって、最適な配送方法は変わります。特に物流倉庫やEC物流の現場では、配送方法の選び方ひとつで「配送品質」「配送コスト」「納期遵守率」が大きく変わるため、配送の種類を理解しておくことはとても重要です。

たとえば、ネット通販で使われる配送は主に宅配便ですが、店舗納品や企業間輸送では路線便が中心になることもあります。また、大量の荷物を一括で運ぶ場合はチャーター便、決まったルートで定期的に運ぶ場合はルート配送が選ばれることが多いです。配送の種類を正しく使い分けることは、物流全体の効率化にもつながります。


配送方法の選定は「納期」と「物量」で決まる

配送方法を決めるときに重要なのは、まず次の2点です。

  1. いつまでに届けたいか(納期・リードタイム)
  2. どれくらいの量を運ぶか(物量・重量・サイズ)

EC物流では「翌日配送」「当日出荷」などスピードが求められるため、宅配便が中心になります。一方、店舗配送やBtoB配送では、多少リードタイムがあってもコストを抑えられる路線便が選ばれやすい傾向があります。配送の種類を間違えると、配送コストが高騰したり、逆に納期に間に合わずクレームにつながったりするため、配送設計はとても重要です。


主な配送の種類と特徴

ここでは、物流現場でよく使われる配送方法を代表的な4つに分けて紹介します。


1)宅配便(個人向け配送の代表)

宅配便は、主にBtoC向けの配送で、個人宅へ荷物を届ける際に使われます。EC物流において最も一般的な配送方法で、追跡番号(送り状番号)による配送状況の確認ができたり、時間指定や置き配など柔軟な対応ができたりするのが特徴です。

宅配便は配送品質が安定している反面、サイズや重量によって送料が上がりやすく、出荷件数が増えるほど配送コストが積み上がります。そのため、物流倉庫では「箱サイズの最適化」「緩衝材の使い方」「梱包の標準化」などでコストを抑える工夫がよく行われます。


2)路線便(企業間配送でよく使われる)

路線便は、企業間の配送(BtoB配送)や店舗納品などでよく使われる方法です。複数の荷主の荷物を混載して運ぶため、チャーター便より安価になりやすいのが特徴です。

一方で、路線便は宅配便に比べるとリードタイムが長くなったり、時間指定が難しかったりする場合があります。また、荷物が他社荷物と混ざるため、梱包が弱いと破損リスクが上がることもあります。倉庫側での梱包品質や荷姿の工夫が、配送品質に直結しやすい配送方法です。


3)チャーター便(トラックを1台貸し切る配送)

チャーター便は、トラックを1台まるごと貸し切って荷物を運ぶ配送方法です。大量の荷物を一括で運びたいときや、納期が厳しいとき、特殊な取り扱いが必要なときに利用されます。

チャーター便の最大のメリットは、積み替えが少ない(または無い)ため、誤配送や破損のリスクが下がりやすい点です。また、配送ルートや時間を柔軟に組めるため、緊急対応やスポット配送にも向いています。

ただし、トラック1台分の費用がかかるため、物量が少ない場合は割高になります。物流倉庫では、物量が増える繁忙期だけチャーター便を使うなど、配送コストとのバランスを見ながら使い分けることが多いです。


4)ルート配送(決まったルートを定期的に配送)

ルート配送は、決まった曜日・決まった順番で配送先を回る方法です。たとえば、店舗へ毎日納品するケースや、同じエリアの複数拠点へ配送するケースなどに向いています。

ルート配送のメリットは、配送計画が立てやすく、配送効率が上がりやすい点です。配送ドライバーもルートに慣れることで誤配送が減り、納品先とのコミュニケーションも取りやすくなります。

一方で、ルート配送は柔軟性が低く、急な追加注文や納期変更への対応が難しいことがあります。EC物流のように注文数が日々変動するビジネスよりも、店舗配送や定期配送の方が相性が良い配送方法です。


配送の種類を比較(どれが向いている?)

配送方法の特徴を比較すると、次のようになります。​​

配送の種類主な用途メリット注意点
宅配便個人宅配送(EC)追跡・時間指定など対応力が高い送料が積み上がりやすい
路線便店舗・企業間配送コストが抑えやすいリードタイムが長い場合がある
チャーター便大量輸送・緊急配送納期調整しやすく破損リスクが低い物量が少ないと割高
ルート配送定期配送・店舗配送効率が良く計画しやすい急な変更に弱い

このように配送の種類にはそれぞれ得意・不得意があります。物流倉庫としては「配送方法に合わせた出荷体制」を作ることが大切で、たとえば宅配便なら当日出荷の締め時間に合わせた作業設計、路線便ならパレット出荷や荷姿設計、チャーター便なら積み込み段取りなど、倉庫側のオペレーションも変わってきます。

配送でよくある課題(遅延・誤配送・破損など)

配送は物流の中でも「お客様に届く最後の工程」に近いため、少しのミスやトラブルがそのままクレームにつながりやすい工程です。どれだけ倉庫内で丁寧に作業をしていても、配送が遅れたり、誤配送が起きたり、荷物が破損して届いてしまえば、顧客満足度は下がります。特にEC物流では、配送トラブルがレビュー評価やリピート率に影響することも多く、配送の安定は売上にも直結します。

ここでは、配送現場で特に起こりやすい代表的な課題として「配送遅延」「誤配送」「破損・汚損」の3つを中心に解説します。物流倉庫側で改善できるポイントも含めて整理していきます。


配送の課題①:配送遅延(納期に間に合わない)

配送遅延とは、荷物が予定していた納期までに届かない状態を指します。配送遅延が起きると、顧客からの問い合わせが増えたり、キャンセル・返品につながったりするため、EC事業者にとっては大きな損失になりやすいです。

配送遅延の原因は「配送会社の都合」と思われがちですが、実際には倉庫側の出荷遅れが原因になっているケースも多くあります。たとえば、当日出荷の締め時間(カットオフ)に間に合わず、翌日扱いになってしまうだけで、配送の到着日は1日遅れます。

配送遅延の主な原因には以下があります。

  • 出荷波動(注文集中)で倉庫作業が間に合わない
  • ピッキング・検品のミスでやり直しが発生する
  • 梱包資材不足などで作業が止まる
  • 送り状発行のトラブル(システム障害)
  • 天候・交通事情(雪・台風・渋滞)
  • 配送会社のキャパオーバー(繁忙期)

特に年末年始やセール期間は、配送会社も倉庫も物量が急増します。そのため、配送遅延を防ぐには「繁忙期に耐えられる倉庫体制」と「配送方法の切り替え(チャーター便や分納など)」が重要になります。


配送の課題②:誤配送(違う商品・違う住所に届く)

誤配送は、配送トラブルの中でも特に信用を落としやすい問題です。誤配送が起きると、購入者は「この会社は管理が甘い」と感じやすく、信頼回復が難しくなります。さらに、誤配送は再配送・回収・返金など対応が複雑になり、物流コストも一気に増えます。

誤配送の原因は大きく分けると以下の2つです。

  1. 倉庫側の出荷ミス(ピッキングミス・検品漏れ)
  2. ラベル・送り状のミス(貼り間違い・住所データ違い)

たとえば、同じような商品(色違い・サイズ違い)を扱っている場合、ピッキングで取り違えが起きやすくなります。また、複数個口(2箱以上)で出荷する場合は、ラベルの貼り順が違うだけでも誤配送につながることがあります。

誤配送を減らすには、現場での工夫だけでなく、WMSやバーコード検品などシステムを活用して「人のミスを前提に防ぐ仕組み」を作ることが効果的です。


配送の課題③:破損・汚損(届いたときに商品が傷んでいる)

配送でよくある課題として、荷物の破損・汚損も見逃せません。配送中に箱が潰れていたり、商品が割れていたり、雨で濡れてしまったりすると、購入者は強い不満を感じます。破損は配送会社の責任と思われることもありますが、実際には倉庫側の梱包品質が原因になるケースも多いです。

破損・汚損が起きる主な原因は以下です。

  • 箱サイズが合っておらず、中で商品が動く
  • 緩衝材が不足している(または入れ方が不適切)
  • 重い荷物の下敷きになり潰れる
  • 路線便で積み替えが多く衝撃が増える
  • ラベル表示(天地無用・ワレモノ)が適切でない
  • 梱包テープが弱く開封状態になる

破損・汚損を防ぐためには、配送方法に合わせた梱包設計が重要です。宅配便は個口で扱われるため落下衝撃が起きやすく、路線便は積み替えが多いため荷姿の強度が求められます。チャーター便は積み替えが少ない分、破損リスクは下がりますが、積み込み方法が雑だと結局破損につながります。


配送トラブルが起きたときの影響(現場・コスト・信頼)

配送トラブルは「一件のミス」で終わらず、会社全体に影響します。特に物流倉庫では、トラブル対応に追われると現場が止まり、さらに出荷が遅れて配送遅延が連鎖することもあります。

トラブル追加で発生する対応会社への影響
配送遅延問い合わせ対応、謝罪、再手配CS負担増、評価低下
誤配送回収、再配送、返金対応送料増、信用失墜
破損・汚損返品、交換、再出荷商品ロス、コスト増

配送の課題は、配送会社だけでなく倉庫側の出荷体制・検品精度・梱包品質・在庫管理の精度と密接に関係しています。配送品質を上げたい場合、配送方法を変えるだけではなく、倉庫オペレーション全体を見直すことが近道になることが多いです。

配送品質を上げるポイント(現場でできる改善)

配送品質を上げることは、単に「配送が早い」ことだけではありません。納期を守ること(配送遅延を減らす)誤配送を防ぐこと破損や汚損を出さないこと、そして受け取った人が気持ちよく感じる状態で届けることまで含めて「配送品質」と考えるのが、今の物流現場のスタンダードです。

特にEC物流では、配送品質がそのままショップ評価やレビューにつながりやすく、配送が原因でリピート率が落ちることもあります。逆に言えば、配送品質を高めることができれば、顧客満足度が上がり、クレーム対応の負担も減り、物流コストの最適化にもつながります。

ここでは、物流倉庫の現場で実際に取り組める「配送品質を上げる改善ポイント」を、具体的に解説します。


配送品質は「倉庫の出荷品質」で決まる

配送品質を高めるうえで最初に押さえておきたいのが、配送は配送会社だけで作っているわけではない、という点です。配送トラブルの多くは、倉庫内の出荷工程(ピッキング・検品・梱包・送り状発行)の精度に左右されます。

たとえば、配送が予定通りでも、出荷ミスがあれば誤配送です。梱包が弱ければ破損です。出荷が締め時間に間に合わなければ配送遅延になります。つまり配送品質を上げるには、まず倉庫の出荷品質を安定させることが重要です。


改善ポイント①:検品精度を上げて誤配送を減らす

誤配送を減らす最も効果的な方法は、検品の精度を上げることです。特に、似た商品(色違い・サイズ違い・型番違い)が多いEC物流では、人の目だけでの検品には限界があります。

そこで有効なのが、以下のような仕組み化です。

  • バーコード検品(スキャンで照合)
  • ダブルチェック(2人検品)
  • ピッキングリストの標準化
  • 商品の保管場所(ロケーション)を整理する

「作業者が気をつける」だけでは、忙しい日や繁忙期にミスが増えます。だからこそ、WMSを活用しながらミスが起きにくい仕組みに変えることが配送品質の安定につながります。


改善ポイント②:梱包品質を上げて破損・汚損を防ぐ

配送中の破損・汚損は、配送会社の責任と思われがちですが、倉庫側の梱包品質で大きく防げます。特に宅配便は荷物の積み下ろし回数が多く、落下や衝撃が起こりやすいため、梱包が弱いと破損リスクが一気に上がります。

梱包改善で意識したいポイントは次の通りです。

  • 商品サイズに合った箱を使う(大きすぎない)
  • 緩衝材を適量入れる(動かないよう固定)
  • 重量物は底抜け防止(テープ補強)
  • 「ワレモノ」「天地無用」などの表示を適切に貼る
  • 雨濡れ対策(袋入れ・OPP梱包)をする

また、配送方法によって必要な梱包強度も変わります。路線便は積み替えが多いので荷姿強度が重要、チャーター便は積み込みが丁寧なら破損が減りやすい、など特性を踏まえた梱包設計が必要です。


改善ポイント③:出荷スピードを上げて配送遅延を防ぐ

配送遅延の原因は、配送会社側の問題だけでなく「倉庫の出荷遅れ」が関係しているケースが多いです。EC物流でよくあるのが、当日出荷の締め時間(カットオフ)に間に合わず、翌日扱いになってしまうパターンです。

出荷スピードを上げるために、現場でできる改善は次の通りです。

  • 作業動線の見直し(ピッキング距離を短く)
  • 仕分けエリアの整理(配送会社別に分ける)
  • 梱包資材の定位置管理(探す時間をゼロに)
  • 出荷波動に合わせた人員配置
  • 受注締め時間を逆算した作業計画

特に出荷波動が大きい現場では、注文数が増える時間帯に合わせてスタッフを増やすだけで、配送遅延が大きく減ることがあります。


改善ポイント④:システム活用で「属人化」を減らす

配送品質を安定させるうえで欠かせないのが、属人化の解消です。ベテラン作業者だけがミスなくできる状態だと、その人が休んだ瞬間に誤配送や出荷遅れが起きます。

そこで有効なのが、WMSや配送管理システムなどの活用です。

活用する仕組みできること配送品質への効果
WMS(倉庫管理システム)在庫管理、ロケ管理、検品誤配送防止、出荷スピードUP
配送管理システム送り状発行、追跡管理出荷ミス削減、問い合わせ減
ハンディ端末バーコード照合ヒューマンエラー減少
マニュアル標準化作業手順を統一作業品質のばらつき減

システム導入というと大げさに感じるかもしれませんが、最近は小規模でも導入できるツールも増えています。配送品質を上げたい場合、まずは「送り状発行の自動化」や「バーコード検品」など、効果が出やすい部分から取り入れるのがおすすめです。


配送品質改善は「コスト削減」にもつながる

配送品質を上げることは、クレームを減らすだけではなく、物流コスト削減にも直結します。誤配送が減れば再配送が減り、破損が減れば再出荷が減り、配送遅延が減れば問い合わせ対応も減ります。

つまり配送品質改善は「品質向上」だけでなく、現場の負担軽減・利益改善にもつながる、非常に投資効果の高い取り組みです。

神谷商店の配送対応(倉庫から出荷までの強み)

配送は「荷物を運ぶ工程」だけではなく、入荷から保管、出荷、検品、梱包まで、物流全体の積み重ねで品質が決まります。特にEC物流では、配送の遅延や誤配送、破損が起きるとショップの評価にも影響しやすく、配送品質の安定は事業の信頼につながる重要なポイントです。神谷商店では、配送会社に任せきりにするのではなく、倉庫側の出荷品質を整えることで、安定した配送につなげています。

神谷商店の強みのひとつは、出荷工程の「ミスを出しにくい仕組み」です。ピッキングから検品までの流れを標準化し、誰が作業しても品質がぶれない体制を整えています。EC物流では、似た商品(色違い・サイズ違い)やSKU数が多い現場ほど誤配送が起きやすくなりますが、神谷商店では検品体制を強化し、出荷ミスを防ぐ工夫を徹底しています。誤配送は再配送や回収が必要となり、配送コストも増えるため、最初の出荷精度を上げることが結果的にコスト削減にもつながります。

また、梱包品質にもこだわっています。配送中の破損や汚損は、配送会社の問題と思われがちですが、実際は梱包資材の選び方や緩衝材の入れ方、箱サイズの最適化で防げるケースが多いです。神谷商店では、商品に合わせた梱包設計を行い、配送品質の安定を支えています。特に宅配便は衝撃が起きやすいため、荷姿の強度やテープ補強など細かな部分まで対応し、安心して受け取れる状態での配送を目指しています。

さらに、出荷スピードと納期遵守も重視しています。EC物流では当日出荷や翌日配送などスピードが求められることが多く、締め時間(カットオフ)に間に合うかどうかが重要です。神谷商店では、出荷波動に合わせた作業設計や人員配置を行い、繁忙期でも安定した出荷体制を維持できるようにしています。

神谷商店は、単なる倉庫業務ではなく「配送まで見据えた物流設計」を行うことで、誤配送・配送遅延・破損といったトラブルを減らし、安心できる物流体制をサポートしています。配送に課題がある場合も、倉庫の出荷工程から見直すことで改善できることは多いため、まずはお気軽にご相談ください。

まとめ:配送とは“届ける”だけではなく物流全体で決まる

配送とは、荷物を目的地へ届けることを指しますが、ただ運ぶだけではなく「納期を守る」「誤配送を防ぐ」「破損・汚損なく届ける」といった品質まで含めて考える必要があります。特にEC物流では、配送の遅延や誤配送が購入者の満足度やショップ評価に直結するため、配送品質の安定はとても重要です。
また配送は、トラックに積んでから始まるものではなく、入荷・保管・ピッキング・検品・梱包・出荷といった倉庫内作業の積み重ねで結果が決まります。倉庫側の出荷が遅れれば配送遅延につながり、検品やラベル作成のミスがあれば誤配送になります。配送を強化するには、配送会社の見直しだけでなく、物流全体の流れを整えることが欠かせません。
神谷商店では、現場目線で出荷体制を整え、誤配送・遅延・破損を減らす仕組みづくりを行っています。配送に不安がある方や、出荷の波動対応・品質改善を進めたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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